
今日も明日も仕事です。
7/19 16:43 パプアニューギニア北方沖 M4.7 深さ20キロ
7/19 18:27 千島列島北部 M4.7 深さ35キロ
7/19 23:18 岐阜県飛騨地方 M2.3 深さ10キロ
7/20 01:31 福島県沖 M3.8 深さ50キロ
7/20 07:21 フィリピンセブ島沖 M4.2 深さ10キロ
7/20 10:01 茨城県沖 M3.6 深さ50キロ
7/20 10:25 茨城県北部 M4.4 深さ60キロ
【北部観察】
昨日の考察で、アリューシャントレンチ応力が140.0を超えたらカムチャツカトレンチと北海道に更に影響を与えそう、としました。
昨晩カムチャツカトレンチ上の千島列島北部でM4.7の地震が発生しました。
本日のアリューシャントレンチ応力は149.3まで上昇していました。((((

カムチャツカトレンチ応力も増加した為、北米プレート応力は11日ぶりに200.0の大台を超え、200.3となりました。
ここまで余震活動が活発になると、深さ90~120キロの高深度域で何が起こっているのか気になります。
場合によっては比較的大きな余震が起こるのかもしれません。
高深度域で、エネルギーの大きな地震が発生すると、遠方まで揺れが伝わります。
北米プレート応力が200.0を超えると北海道から東北北部で発震の可能性がきわめて高まります。

【東部観察】
昨日の考察で、和歌山、飛騨地方での発震が予想されます、また、境界応力が増加すれば茨城県沖か千葉県東方沖での発震としました。
昨夜半、飛騨地方でM2.3の地震、本日茨城県沖でM3.6とM4.4の地震が発生しました。
北部観察で記載したようにアリューシャントレンチ、カムチャツカトレンチ応力が揃って増加した為、境界応力も60.8と再増加しました。
昨日も書きましたが、増加と減少のサイクルが更に短くなっています。
普通に考えれば不安定になってきているような気がします。( ̄□ ̄

境界応力がこのレベルに達すると、下記赤いエリア内での発震が多くなります。
ここ2,3日の考察で指摘した地域での発震はほぼ発生したので、現在未発震の

また、南部観察で記載しますが、別要因の変化もあったので注力していきます。
【南部観察】
7/18の考察でフィリピン東方沖でM4からM5クラスの地震としましたがセブ島沖でM4.2の地震が発生しました。
場合によっては、マニラ東方沖へと応力が拡散し、地震が発生するかもしれません。
この地域でM4.5以上の地震が複数回発生すると、台湾での発震を誘発し、先々日本への影響が懸念されます。
更に気になるのは、パプアニューギニア沖のウェストメラネシアトレンチで発生した地震です。
南の地震の巣(神やんが勝手に決めてます)となっている、サモア諸島で発生した莫大な応力は通常の経路で各地に拡散されていたのですが、ここで地震が発生したとすると、通常の経路を外れてグァム島や、小笠原諸島に近いマリアナトレンチ方向へ向かったような気がします。
万一、そのような事があれば、膨大な応力が日本へ近道する事になります。
未だ、断定できませんが、継続して観察をしていきます。
