6/22 03:26 静岡県東部 M2.9 深さ10キロ
6/22 11:31 房総半島南方沖 M4.2 深さ90キロ
総じて、北米プレート、太平洋プレート、ユーラシアプレートの応力が増加傾向、フィリピンプレートが平衡を維持しています。
応力がMAXから減少に至るとき、逆にMINから増加に転じる時に地震が発生する傾向があるように思います。
【北部観察】
アリューシャントレンチ応力は更に微増し66.7。5/27以降の最大値となりました。それに伴い北米プレート自身の応力も100.4へと拡大しました。
【南部観察】
伊豆諸島で地震が発生する目安となる、カムチャツカトレンチと、フィリピントレンチ境界線上の応力計は現在61.9。これが43を超えると発震の可能性が急激に上がります。
本日発生した房総半島沖地震は6/19にアップした地震予想図の上段緑枠の青く記した位置です。(クリックで拡大できます(;^_^A) )
房総南方沖とはいえ、実際には三宅島の東方80キロ地点です。
蓄積された応力規模からすると、この程度の地震ではまだ拡散されていないと見ます。(`×´)
今しばらく、注意を要します。
【東部観察】
6/22 08:43 グァム島東方沖500キロ地点 M4.5 深さ42キロ
久しぶりにマリアナトレンチの東で地震が発生しました。
マリアナトレンチの東側はあまり地震が発生しないのですが、前回発生した4/8を起点に下図のA,B,Cの地域で交互に地震が発生しました。
4/8~4/30の間に30回、5/1~5/30の間に37回、最大規模はM5.7。平均規模はM4.5クラスです。
散発的に応力が拡散されればいいのですが、一度に発散されることの無いよう祈るばかりです。
