こんばんは
よしだあきこです。
東日本大震災から
10年が経ちました。
この時期は毎年、とても切ないです。
先に言いますと
大震災で親戚や身内が亡くなったわけではありません。
知人友人が被害にはあったけれど、元気に過ごしています。
それでも、私だけでなく
みんな一人一人の震災の記憶が
心と身体に刻まれているのではと思います。
あの日、私は午前中、近隣の和室で
親子さんたちを集めて
スクラップブッキングのイベントを開催していました。
乳幼児連れの親子さんとアルバム作りを
していたんです。
(当時インストラクターだったので)
楽しく過ごして、皆さんと別れて
私は自宅に戻り、午後から子連れの方の
フェイシャルの予約を
頂いていたお客様をお迎えし
施術をしました。
終わってお肌のフォローのお話をしようとしたとき
ぐらっときたんです。
当時我が家にあった金魚の水槽の水が
ばちゃばちゃと音を立てて、こぼれました。
我が家はマンションの10階なので
かなり揺れました。
お客様はとても冷静に我が家のリビングの窓を開けてくださり
私は玄関へ行き扉を開けました。
すぐさまテレビをつけて
様子を確認しました。
揺れが収まって、お客様が
「自分は阪神淡路大震災を体験した」というお話を
してくださいました。
テレビには津波に映像が映っていましたが
最初、意味がわかりませんでした。
何はともあれ、地震でエレベーターがとまってしまったので
下までベビーカーを運び、お客様を送って
長女のいる小学校、次女のいる保育園と
お迎えに行くことにしました。
訓練はしているけど、
当たり前だけど、本番の経験がないため・・・
学校に本当に?行っていいものか
迷ったり。
あぁ、時は流れたけど
やはりあの日のことは忘れないな・・・。
その後ご縁があって、こんなイベントに参加しました。
自分たちに何ができるかわからないまま
行ったけど、行った自分たちが元気をもらったことを
覚えています。
10年とはいえ、あくまで通過点。
今後も自分ができることを
考えながら、進んでいきたいなと思います。
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