のつづきです。
まさかの3部作。
今日で終わりますので、
お付き合いくださいませ
やっとの思いで成田空港に到着した私たち。
一目散に公衆電話を探して、
長蛇の列の最後尾に並びました
順番が来て、姉へ電話をしました。
自宅にいる犬のえさのことなどをお願いし
どっちにしてもその日は交通機関がマヒしているので
翌朝餌をあげに行ってもらうことになりました
電話を切ってほっとしたのもつかの間。
交通機関がマヒしているって言っていたなぁ~と
姉の言葉をリフレイン・・・
ってことは・・・・。
京成もJRも
動いていないってことだよね(*´Д`)=з
案の定、交通機関がマヒしていて
タクシーで帰るという方法も
ちょっと頭をよぎったのですが
あまりの混雑ぶりに、長蛇の列に並ぶ気力もなく・・・
友達と成田空港に残ることを決断したのです。
でもさ、床に寝るとかって嫌なので
ベンチを探しまくったのですが
全く空いておらず・・・。
あっちのベンチ、こっちのベンチ
はたまたお腹もすいて売店へ行くも
商品も完売
友達とスーツケースの中に
食べ物がないか探すも、ほとんどなくて。
とりあえず飲み物をゲットし
成田空港の中でもあまり寒くない場所を探して
床に座りました。
もうさ、そんなときって人目なんてどーでもいいよね。
生きるか死ぬか(大げさ)な感覚に近いので
ゴミ箱も漁る人が多くて・・・。
私と友達は、段ボールを探したのですが
見つからず・・・
歩き疲れてぼーぜんとしている中
新聞紙をくれる人が現れて
もうその人が神様に見えるくらいでした。
結局ね、熟睡はできなかったけど
新聞紙1枚をかぶって、成田空港にお泊りしたのです。
(意外と暖かいのよ)
****
そんな話をずいぶん前に長女にしました。
すると先日の大雪の時、
「おかーさん、
成田で新聞かぶって寝ている人が
ニュースでうつっていたよ。
おかーさんも、あーやって寝たんだね」
「おかーさん、かっこいい
」
あ、そーっすか。そりゃどうも
おかーさんはヒーローではありませんが
こんな体験も子供たちにはそううつるようです。
まぁ、その後、私が成田で新聞紙かぶって寝ることは
まだないですがね。
今となってはいい思い出ですわ