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子連れを活かして資格取得☆ママセラピストへの道in板橋・北-2012012021220000.jpg


 先日借りたこの本、とてもサクサク読める感じではなく

丁寧に読みたいという気持ちもあって時間をかけて読みました本




 被災地のこども86人の作文が掲載されているこの本。

すべてではないが、直筆の原稿用紙ににじみ出る字体が

心を突き刺す。




 その中で中学2年生の女の子が書いた作文が目に止まる。

涙があふれた。とめどなく。



 一部抜粋してご紹介。




*****



 地震の起きた日の朝、母に頼まれ事をしていた。

「帰ってきたらやる。」

結果それをおこなうことができなかった。

後から後悔してもおそい。初めてそれに気が付いた。


 大好きだった、あの家にもう帰れないと思うと

悲しくなるが未来はあると信じている。


 最後に、この震災で私が学んだことが3つある。



 1つ目は、今やるべきことは今やる。

後回しは絶対ダメということです。

これは私の経験から、分かったことです。

いつ、また地震がくるか分かりません。

私みたいな後悔は、しないでほしいと強く思います。



 2つ目は、何メートルの津波だから大丈夫と思わないということです。

今回の震災では油断していた人が逃げずに、津波に巻き込まれる人が多かったと

思います。

1つの判断ミスで命を落としてしまいます。

どうか、津波を甘く見ないでください。



 最後は、笑顔で生きるということです。

過去に戻れないのが人生です。

今しかできないことがあるはずです。

何をしてても時間は過ぎる、今というこの時を楽しまなきゃ意味がない。

そう考えると、少しの間だけ、つらい思いを忘れて過ごすことが出来るのです。



 私は、この震災で多くのものを失いました。

唯一残ったのは、命です。

この命は、今まで以上に大切にし、亡くなった人の分まで一生懸命に

生きようと思います。




******




 中学2年生、14歳。

自分よりずっと大人な気がする。




でも、笑顔の先には未来がある。

そう伝えたい。