日本の景気回復の継続に期待 米オバマ政権の経済政策のかじ取り役であるガイトナー財務長官が12日、朝日新聞の単独インタビューに応じた. 日本の経済復興が続けば、「世界経済がより強まる」として、日本の景気回復の継続に強い期待感を示した. また、イラン制裁に日本が同調する姿勢を示したことを「大いに歓迎している」と語った. 日本経済が東日本大震災後の落ち込みから急回復していることについて、ガイトナー長官は「日本社会や日本経済の強靱(きょうじん)さを示す感動的な実例だ. 世界は日本を称賛している」と述べた. さらに、日本は欧州の政府債務(借金)危機やアジアの諸問題への対応で中心的な役割を果たしていると評価したうえで、今後も日本が経済復興と国際的な貢献を続けることで「世界経済がより強まる」と指摘した. ブリュッセルのルネ・マグリット美術館から2009年に盗まれたマグリット作の裸婦画「オリンピア」がこのほど犯人側から戻された. 同美術館の担当者は「よく知られた絵だったので闇市場で売れず、困ったのではないか」と話す. マグリット(1898~1967年)の家を改装した同美術館に09年9月、銃を持った男2人が押し入り絵を盗んだ. 300万~750万ユーロ(2億9千万~7億4千万円)の価値があるとみられていた. 数週間前、犯人側とみられる人物が無条件で返すことを申し出てきたという. 犯人側に買い戻しの金を支払ったとの報道もあったが、担当者は否定した. マグリットは、ベルギー出身の超現実主義(シュールレアリスム)の代表的な画家. オリンピアは1948年の作で、マグリットの妻がモデルとされる. 担当者は「絵が無傷で幸運だった. また飾るかどうかは今後、考える」と話した. (ブリュッセル=野島淳).