ブチ切れたお話からのつづきです。
第9話。『ニッポンの警察官』
警察沙汰になった折、
警察官の方からアドバイスを受けました。
「今の世の中は、
『頭のおかしい』人が勝つようになっている。」と。
暴言を吐いた者勝ち。
騒音を出した者勝ち。
勝手に駐車した者勝ち。
そういう人たちを現行法では裁けないのです。
「それって、めっちゃ理不尽じゃないですか!」
「そうなんですよ。理不尽なんです。
僕らは警察官なんですが、その理不尽さを抱えながら、
そのことについていつも考え続けています。」
「精神衛生上すごくよくない気がしますね。」
「仰る通りです。それでも少しでも世の中が
良くなっていく方法がないかと、
僕は考え続けながら今の仕事をしています。」
僕はちょっと涙が出そうになりました。
警察官のそんな想いを聴いたのは、
生まれて初めてだったからです。
若気の至りと言いますか、僕はろくでもない人間だったので、
特に若い頃、警察にお世話になったことが少なくありません。
だから警察は敵。
強い権力を使って、弱い者いじめをしている
組織だと思っていました。
そんな考えが、180度変わった瞬間でした。
こんな素晴らしい考えを持ち、
お仕事をされてらっしゃる警察官の方もたくさん
いらっしゃるんだろうなと思うと、
日本の国もまんざら捨てたものではないなと思ったのです。
つづく。
次回「ふと感じた違和感」