おはようございます、蒼です。
朝ごはんはほとんど僕が作っている。
今日朝ごはんを作りながら、ふと気がついたことがあった。
冷蔵庫のレタスがちょっと傷みはじめていた。
悪くなる前に使ってしまおう。
食べやすいように口に入るくらいの大きさにちぎって・・・と。
あれ?
いつからこんなことを考えるようになったんだっけ?
そうだ、川口さんと一緒に仕事をしてからだなぁ・・・・
はじめて就いた仕事は、日本料理の追い回しだった。
簡単に言うと、雑用係。
味いちもんめでは、『アヒル』と呼ばれていた担当だ。
当時料理を作る職業だったが、
そんな考えがあって仕事をしていたわけじゃなかった。
川口さんはフレンチのシェフだった。
一緒に仕事をした場所はステーキハウス。
僕は店長としてそこにいた。
川口さんの料理はとても繊細で、どれもが素晴らしかった。
僕は川口さんの料理も尊敬していたし、料理にも敬意を払っていた。
僕にとって川口さんとやった仕事は、そのステーキハウスでやった仕事は、
今までで最高の時間であり、経験だったと思っている。
ものすごく厳しかったし、精神的にも辛かったが、
僕自身も川口さん自身もステーキハウス自身もお客様も
まばゆいばかりに光り輝いていた。
と今でもそう思う。
僕にとっての『ベル・エポック』
「良き時代」だ。
僕は川口さんと仕事をして、
一番勉強になったのは彼のテクニック的な部分だとずっと思っていた。
フレンチの技術、知識、料理方法などだ。
でも今日気付いた。
一番勉強になっていたのは、川口さんの素材を思うこころと
料理を食べる人を思うこころだったのだ。
本当にありがとう、川口さん。
久しぶりに川口さんに電話してみよう。
