こんばんわ、蒼です。
僕の妹は兄から言うのも変だが、かなり出来た妹だ。
子供の頃僕は小柄で体力がなかった。
妹は3歳違いなのだが、その歳の割には体が大きくそして活発だった。
子供の頃の3歳は、力関係においては絶対的な歳の差である。
その絶対的な歳の差をなくしてしまうくらいに、妹は大きく活発に成長していた。
安全圏にいた人物が、自分を脅かす存在になることほど脅威なものはないと思う。
例えば、高校3年生で小学校から野球を続けていた人がいたとする。
ある日中3の子供と野球の練習をするようになる。
絶対に中3に負けることはない。
しかし半年後中3生はめきめきと頭角を表わし、実力は自分に限りなく近づいている。
その時中3生が怪我をしてしまう。
その時高校3年生は先輩として手を差し伸べられる余裕があるか・・・
僕にはその心の余裕はなかった。
日頃は妹をからかっていたし、守ってもあげなかった。
そんなダメな兄貴だった。
それなのに大人になって自分が病気になった時、
良き理解者になってくれ、支えてくれたのは妹だった。
だから妹は僕の最大の理解者の内の一人だ。
何でも話し合える関係になった妹と、ここ数カ月何となく関係がぎくしゃくしていた。
妹は何も言わないのだが、何となく一緒にいると居心地が悪い気がする。
結婚でいろいろ大変だったし、それでイライラしたりしているのかと思っていた。
今日何となく関係がぎくしゃくしていた理由がわかった。
妹は家の家事を未だにやってくれている。
9年近く家のために仕事には就かず、家事手伝いをやってくれていた。
僕は病気も回復してきて、体力も戻ってきていた。
「やれることからやっていけばいい。
家の整理とかやらなくちゃいけないことはいっぱいある。」
と父から言われていた。
その当時家の中は物で溢れ返っていたので、
父も整理をしなくちゃと思っていたのだろう。
僕は住んでる所がごちゃごちゃしているのが嫌いなので、家を整理していった。
1日ずつ台所を整理したり、リビングの物置となっているスペース、
誰も見ないビデオテープ棚、風呂場周辺、母使用スペース、父使用スペース
仏壇周りと整理していった。
いつも家事をしてくれている妹に対して、
妹が日常の家事で目の届かない所を
自分が掃除・整理して掃除しやすくなってくれればいいなと思っていた。
実際とてもきれいになり、広々としたイメージにもなり、機能的に生まれ変わったと思う。
寝耳に水だった。
それが気に食わなかったらしい。
「自分はおばちゃんの思いを残すために、
出来るだけ変えないように意識してやってきたのよ。」
と涙を流しながら訴えてきた。
それもわかると思った。
そういう思いは大事だ。
逆にだからこそ僕は断捨離をする。
想いを大切にしながら物を捨て、整理するのだ。
それに今現在家で生活している父や自分の思いはどうなる?
とも思った。
僕も自分の思いが信頼している妹に伝わっていなかったのかと思うと悲しくて泣いた。
すべてのものはとらえようだ。
しかし、妹も僕もそれを言葉にして伝えなかったために伝わらなかっただけだ。
でもそれがわかったよかった。
また一歩いい方向へ歩み始めたようだ。
一緒に住むって本当に大変だ。
今回の経験は、将来のパートナーと一緒に住む時にとても役に立つだろう。
ちゃんと覚えておこうっと。
それにしても疲れたぁ。(笑)
心と心をぶつけ合うと、こうも疲れるものか・・・