本屋に立ち寄ったら、とある新刊を見つけた。
アルスラーン戦記。
第13巻。
『蛇王再臨』。
前巻の12巻が出たのが2006年の12月だから、インターバルは2年弱。
普通の作家ならいざ知らず、田中芳樹という作家にとっては、なかなかの期間である。
早い、といっていい。
この物語もいよいよクライマックス近くということもあるし、最後の追い込みに入った――と、無理やりにでも思いたいところだが。
あまり過度な期待は禁物である。
この作家に関しては。
さて、このヒロイックファンタジー。
物語の内容的には、ここまではまあ順調というか平和というか、波乱は少なく来ている、が。
忘れていた。
ヤツは、田中芳樹は、かつて「皆殺しのタナカ」の称号(?)を獲得した、物語の作り手。
もちろん、それが悪いこととはいわないが。
「銀英伝」を不朽の名作たらしめているのが、無情なまでに退場を余儀なくされる重要人物の多さ。
どれほどの英雄でも、いい人でも、決して逃れることができない「死」。
・・・話がそれた。
いずれにしても、アルスラーン戦記。
パルスには16翼将がようやく集結し、一方で最大最強最凶の敵である蛇王・ザッハークがついに再臨。
遠い地のミスルで孤軍奮闘中のヒルメスの影がどんどん薄くなっていくような・・・。
次巻はさあ、いつになるか。
忘れた頃に、だろうなぁ・・・。