脳神経内科で「パーキンソン病です。」といわれた日、
なんだかとんでもない病気になっちゃったな。
と思った。
調べたら、稀に40以下で発症する。
などと書かれていて
人並みに生きてきた私は、
何万人に1人というスペシャルなものに
自分が選ばれるなんてことは初めてだった。
宝くじだったら、もっともっともーっと嬉しかったな
しばらくは、孤独との戦い。
旦那様にも、
カミングアウトした周りの人にも、
病気の話はできなかった。
話したって聞いたって、欲しい答えは来ないから。
知りたいことは、ネットで調べた。
主治医に症状を話しても、
「この病気はそうらしいね~」だった。
自分がなってみなきゃわからないんだから、
答えとしては合っている。
友の会というのもあった。
お喋りが苦手な私は、そんな社交的な場には到底行けない。
そんな理由をつけて実は、
症状の進んだ方にお会いするのが、怖かったのかも。
そんな中、ブログを始めてみる。
トップブロガーになって、本を出して、
印税がっぽりいただきます
邪な気持ち。
計画はすぐに崩れ落ちる。
世の中そんなに甘くない
ブログを書く日々、毎日ビックリしたのは
若年性パーキンソン病の人がこんなにたくさんいたこと。
「みんな、今までどこにいたの〜」
今まで隠れていた同じ人種の人達に
やっと逢えたような気持ちだった。
同病の方々のブログを読むのは、
それはそれは楽しかった。嬉しかった。
やっと同じ言語を話す人々に出逢えたような気持ち。
みなさん、ありがとうございます
顔も名前も存じ上げませんが、大好きです。
ずっとずっと応援しています。
同じように悩んでいる方に教えてあげたい。
私はここにいるよ。
みんなここにいるよ。