メデューサの目

こんばんは

4月になりました。ご無沙汰しております。

東日本大震災および原発事故のニュースなどを
聞いてて特に私が感動した話です。

いつ被爆してもおかしくない状況下で、
不眠不休で働く自衛隊員が妻からのメールへ返した言葉です。
夫を気遣い妻が「あまり無理をしないでね」とメールしました。
それに対しその夫の自衛隊員が返したメールは、
「自衛隊員をなめんなよ。今無理をしないでいつ無理をするんだ。
言葉に気をつけろ。」という力強い言葉でした。

自衛隊を賞賛する話は、マスコミはあまり報道しませんが
いかに自衛隊が日本の国民の平和と安全のために、
今も生死をかけて働いているかをもっと国民に
知らせるべきだと私は思います。

「なめんなよ」と一度は言いたい言葉ですね。
人に見くびられていて悔しいと思う時
男としての気概を見せたいものです。
いつも影で大きなものを支えていながら
表に出ない立派な方々がいらっしゃるんです。

自衛隊を暴力装置だと言った人もいましたが
今でもそんなことを言えるのか尋ねてみたいものです。

いつも国民と共にある天皇皇后両陛下のお心と管総理のお心は
おそらく雲泥の差があるのではないでしょうか。

敷島の　大和心の　をゝしさは　
　ことある時ぞ　あらはれにける (明治天皇御製)

被災した人々の救済と被災地の復興が一日も早く成ることを
衷心よりお祈り申し上げます。

今回は、ギリシャ神話から取って
「メデューサの目」というタイトルとしました。

メデューサとは、ギリシャ神話に登場する
化け物または怪物の名前です。
語源はギリシア語 medousa(女王、女支配者)である。
メデューサ又はメドゥーサと言います。

海の神フォルキスとケトの娘であるゴルゴーン三姉妹の
一人であった。
自らの美しさから傲慢になりアテナ女神より自分の方が
美しいと公言して、アテナ女神の怒りを買い
身の毛のよだつ醜さの化け物にされてしまいます。

その姿は、頭髪は蛇が生える、イノシシの牙、青銅の体
黄金の翼を持つというものです。

化け物の醜い姿に変えられたメデューサは
見たものを石に変えてしまう魔物となり
見た者を恐怖で石化させてしまう力があります。

これまでは誰も退治できなかったのであるが
アテナ女神等に助けられたペルセウスは
メデューサを見ないようにするため、磨いた盾に
その姿を写しながら近づいて、メデューサの
首を切ってしまいます。

メデューサの首から流れた血により
天馬のペガサスや珊瑚やさそりが産まれたといいます。

(画像をクリックすると動画が始まります)

メドゥーサの首
この動画は、YouTubeにアップされているものですが、規約等により削除されている場合があります。

海の岩に縛り付けられたアンドロメダ姫を
ペルセウスは、邪魔をする怪物から救うために
メデューサの首を取り出し石にして救ったといいます。

メデューサの首とは魔除けのように
敵対するものを石に変えてしまうのです。

この世には石に変えてしまいたいものが
たくさんありますね。