土日に再放送をやっておりまして
もうね
泣かずにはいられない
何回観ても泣きますこのドラマは…
かつてDVDも借りて観た程でした
時代も丁度幕末のお話なので時代が変わろうとしている今と正に重なって余計に何か心にくるものがあります
来週まで待てないので再放送観終わったあと直ぐにAmazonプライムで一日中かけて全部また最初から観ました(笑)
このドラマの凄いところは出演している役者さんが全部ハマり役で
(というかお芝居が上手いのでハマり役に見えるのかも)
本当に子役にも何度泣かされたか
我が家の過去帳にも嘉永とか安政とかの時代の人物の名前が記されているんですけどドラマを見ながら凄い時代を生き抜いてきた人いたんだなぁ…
と…
(遠い目)
たった70数年前の第二次世界大戦の時
うちのお爺ちゃんは材木屋をやってたらしいんですけど平和産業だからって事で強制的に潰されちゃって
明治産まれのお爺ちゃんはその時既に30歳くらいだったので兵にも行けず
お国の為に警察になるか消防になるかの2択を迫られ
当時の警察はとてつもなく上から目線で偉そうで嫌いだったから、人さまのお役に立つ消防の方に回ったと言っておりました
自由な人生の選択なんて無かった訳です
ドラマ仁の時代もまだまだお侍さんが強い時代で平民には何の権限もない酷い感じです
歩いてて切られちゃう(刀の斬れ味を試す)辻斬りなんて言うのも存在する世界ですからね
ドラマだからアレなんですけどそんな中で生き抜きぬいて名をあげる南方先生凄すぎです
個人的には長州藩の久坂玄瑞が坂本龍馬に向かって
「坂本…お前は間違えるな…この国の未来を」
と自害して吐息絶えるシーンが印象的でとても心に残るシーンです
そしてこの俳優さんのお芝居が好きです
ドラマ内の久坂玄瑞は途中、自分は道を間違えてしまった事に気づきながらも長州から逃れる事はもう出来なかったのであります
長州に身を置くも地獄
去るも地獄の状態なので切腹しか無かった訳なのですね…
(もっと言い知れぬ深い思いがあったでしょうが)
辛すぎる…
今みたいに出社して3日くらいで突然来なくなってメールで辞めますとかそんな時代が訪れるなんてあの時は毛頭考えられなかったでしょうな…
観てる方はさ
良く聞けば久坂玄瑞と土佐の龍馬とは同じ考えであるのに長州そのものが土佐の人々を同じ人とは思っていない程嫌っていた為に
志は一緒なのに
手を取り合えないというのが本当にもどかしい感じでね
今の時代も派閥争いは世の常ですから多くの人達の死の礎があってこその今なのに結局おんなじ事繰り返してるだけなんだなぁ…
なんて事思ったり…
だいーぶドラマに引っ張られている今日であります(笑)
ま、というわけで何度見ても仁は素晴らしいドラマであります