日も暮れて…
山小屋の電気は全て消されます…
静まりかえり…
皆、就寝…
時は20時…
ていうか寝れんっ
(￣Д￣；；
(￣Д￣；；20時は寝れんっ
ヘトヘトでしたしお腹いっぱいにもなったので寝れるかと思いきや、流石に20時に就寝は私には無理でした…
（でもいびきをかいて寝てる人もいた）
しかし体を横たえて目を閉じているだけでも体は休まるので
耳栓をしてとりあえず布団にくるまりました…
起きるのは0時、出発は0時半です
私達以外のグループもいるので布団に入る時には起きて直ぐに出発出来る格好で寝ます
0時半出発は1番早かったみたいです。周りに迷惑にならないようになるべく音を立てずに起きて出る感じ
私は結局一睡も出来ませんでした
そして4時間後…
持ってきた防寒具を着込んで帽子もニット帽に変えて真っ暗な中、各々ヘッドランプをつけて再び出発そして
そしてここからが地獄の始まりでありました
まずは8合目にある山小屋を目指しますがとにかく寒い上に空気がなんせ薄い…
そして途中明らかに体の調子がおかしい事に気がつくわたくし…
とにかく動悸が治まらず…呼吸は早くなり吸っても吸っても追いつかない感じでして
吸っても吸っても追いつかない感じでして酸素を吸ってもむしろむせて咳が出てしまい
そして少し吐き気も…
完全に高山病の症状を発症…
もう8合目に近いところだったのでとにかく休んでは登り休んでは登り…途中一緒に登ってくれている秋元さんがわたしの分の荷物も背負ってくれ
何とか8合目の山小屋に到着下の方を見ると続々と登ってくる人のヘッドランプの明かりが連なって見えます
下の方を見ると続々と登ってくる人のヘッドランプの明かりが連なって見えます8合目の山小屋は真っ暗で、まだ寝ている人がいるので中には入れてはもらえず
極寒の中外で休憩を取らねばなりません…
（15分くらい）
9合目の山小屋まで行けば明かりが着いて中で暖を取れるのでとにかく9合目までは登る事に…
この7合目から9合目への夜の登山…時間にして3時間…
本当に苦しかったです（笑）
こんなに苦しい思いをしたのは初めてでした
そして8合目以降は岩場に座って休憩…
さえももう辛く、岩場に仰向けに横たわって休む…みたいな感じになっていました
休んでも呼吸は早く心拍数も早く、なのに眠く…満天の星空を見上げながら
いわゆるこのまま眠ると凍死、みたいな感じなのかしら…なんて思ったりもしました…
秋元さんのアシストで声をかけて貰いながら最後は5歩登って20秒止まり、5歩登って20秒止まりを繰り返して
やっとの思いで9合目の山小屋に辿り着いた時には完全に廃人…でした…
そしてわたくしここで
リタイア…｡ﾟ(T^T)ﾟ｡
悔しい…気持ちは登りたいのに…しかしもう体は着いていけない…
(ﾉω･､)うぅ…
9合目の山小屋は沢山の方が御来光を拝むために割と広めの食堂でうどんを食べたりなんだり、とても活気がありました
とりあえずわたしはお布団にくるまって皆の帰りを待つ事に…
はじめてかかった高山病…頭痛こそ出なかったものの
動悸、吐き気、だるさ、眠さ、寒気、早い呼吸と
majiで倒れる5秒前でありました
↑（昭和の人しかわからないタイトル）
しかしっ
神は私を見捨てなかった
聞けばこの富士宮ルート9合目の山小屋から80メートル程行ったところでも御来光は拝めると言うじゃないですかっ
∑(ﾟДﾟ)
てゆうか帰ってきて調べたらば吉田口ルートから登る場合の山小屋では別に山頂まで行かずともほぼ見えるって話じゃないですか
知らなかった山頂まで行かなければ見られないのかと思っていましたよ
山頂まで行かなければ見られないのかと思っていましたよ日の出は5時少し前だというのであと約1時間後…
ここまで来たからには山頂でのバースデーは叶わずとも何とか御来光だけでも…と思い一応目覚ましをセットし
何とか
撮りましたっ
日の入りは何度も見た事がありますが日の出ははじめてでした…
思わず感動の涙…
なんかはやっぱり具合が悪くてそんなどころではなかったので一滴も出ませんでしたが
心と脳にだけはしっかりと焼き付けて
即効で山小屋に戻り
また寝ました
万年雪もパシャリ
まだ終わらない…つづく…