もともと風太を譲って下さった阿部さんご一家と共に


家から離れているので負担かな…と思ったのですが風太君を高度医療センターへ連れて行ってみました…




しかし…




結果はさして変わらず…しょぼん




肝リピドーシスへのアプローチはとにかく栄養補給と輸液の回答…




しかもエコー検査で新たな懸念が浮上しました…





もともと腎臓の数値も問題なく…エコー検査でも特には言われていなかったのですがそこでは




身体の割りに腎臓が少し大きいです…




胆管肝炎の疑いもありましたがその可能性は低い事…他の臓器にも特に問題がない…




初期に入院してその後やれるだけの栄養補給をして数値が良くないのは…




この腎臓のせいなのではないかと…




腎盂炎とかそういう物ではなく…




少し大きくて白っぽい…




お腹に針をさして組織検査をしないと




今の段階では確定は出来ないのだけれど…




こういった症状から疑われるのは…




腫瘍…リンパ腫(癌)か…




あの恐ろしい猫伝染性腹膜炎…ですと…




皆病室でどん底に突き落とされた気持ちでした…しょぼん




また黄疸値が下がらないのも…




そのせいで代謝異常がおこり血液が上手く循環せず…




体内のアンモニア数値が高くなって




黄疸が進んでいるのではと…




いずれにしてもまたお腹に針を刺して腎臓の組織を取り出し…病理検査に出さないと確定は出来ないし…




実は腹膜炎の場合、病理検査をしても数値的にグレーで確定出来ないことがあります…と…




でも病状だけは確実に進みます…と




ご存知の通り猫伝染性腹膜炎の場合は…




完治はしません…





その都度対処治療をして延命を出来るだけすることだけです…





リンパ腫も同じ…





風太の体を薬漬けにしながら延命を図るだけです…




あまりにも突然の申告だったので…



阿部さん親子と…




風太の遊び相手だったお孫さんのさきちゃんと…




この現状を聞いてどうして行くか泣きながら話し合いました…




今現在一番辛い風太にとって




どうしてあげることが一番いいのか…しょぼん




本当に本当に皆で悩んで…しょぼん




とりあえず入院させてアンモニア数値を下げるように病院にがんばって貰って…




同時に組織検査もして貰って…




もし腹膜炎やリンパ腫だったら…




もう家で一番穏やかな治療を選んで…




風太の命が自然に終わるまで暖かく世話して行くことにしました…しょぼん




腹膜炎は発症が稀な病気です…




感染したウイルスの突然変異により発症します…



きちっとした発症の原因は解明されていません…




風太の場合腹水は見られないのでおそらく発症しているとすればドライタイプと言う方だそうです…




去年の秋頃までは野良猫だった風太だから…




大怪我をして阿部さんに救われているし…




感染していた確率は高いです…




かといって野良猫だけが感染しているわけではないそうです




多くの猫が感染はしているがそれが発症するのは稀だそうです…




発症すると食欲不振や下痢嘔吐や胃腸炎といったような複合的な症状が出て…




それによって肝リピドーシスに発展するという事みたいです…




腎臓は全く心配されていなかったので今日の病院でのこの宣告は




家に帰ってきた今も何だか現実味を感じられなくて…




冷静にブログを書いている自分と




自分の中のもう一人の自分が何だか別々のように感じられて




ぼーっとしているような




よくわからない感覚です…




目の前にはコロンと寝転ぶマロちゃんと…




風太の粗相の為に敷いたペットシーツが散乱しています…




とてつもなく悲しいです…しょぼん





今年のお彼岸の中日に




亡くなってしまったえもんとそっくりな猫が…



何処にも行くところがないから…と阿部さんに懇願されて




縁あって我が家にやって来て




マロちゃんとも仲良くなって…




皆で楽しく寝て遊んで食べて




楽しくやってただけなのにね…




風太…




今病院でどうしてるのかな…しょぼん




24時間人がいる立派なところだから




少しはさみしくないかな…しょぼん




でも性格のいい風太が…検査、検査で…人間が嫌いにならなきゃいいけど…





検査結果はまだ確定じゃないから…何ともですけど…




嫌な予感がするんです…




何だかさみしいブログになってしまって本当にごめんなさい…しょぼん




でも綴られずにはいられないんです…




でも毎日沢山の人に回復を祈って貰って




風太はとても幸せな猫です…




今は私も待ってる状態だから何も出来ないけれど少しでも風太の苦痛が和らぐ事を祈ります…しょぼん