おそらく断片的にブログを読まれている方で
退院して自宅で強制的に食べさせて5日後
風太の病状について誤解されている方がいらっしゃいますので
今風太がかかっている病気について詳しく説明いたします
どんな猫ちゃんもかかってしまう恐れもあるようなので
これを機会に載せておきます
これはお医者さんから頂いたものです。
12月の頭から約一週間病院に入院
検査して確定しているのはこの肝リピドーシスです
そもそもの食欲不振となった根本原因を精密検査で調べる為には
（例えば産まれながらの内蔵奇形や、胃炎その他の内蔵疾患等…）
大学病院で全身麻酔をかけて内視鏡検査やMRIで調べる以外方法はありません…
しかし今の風太の肝臓値で全身麻酔をかけるのはかなりのリスクではあります…と告げられ…
（全身麻酔をかける時は必ず、万が一何があっても病院側は責任を負えません）
と言うような同意書をかかされます
（人間も同じ）
また必ずしも原因が見つかるわけではありません…
と言うことでしたので…
（結局何もなくて肝臓に多大な負担がかかるだけで終わる場合や、下手をすると麻酔によって死亡する場合もある）
本当に悩んで…
とにかく肝リピドーシスの治療は時間が経てば経つほど手遅れになるので
まずは精密検査を待ってからの治療より入院をして栄養治療を始めましょう
との事でまずは入院して治療を開始したわけです
治療と言っても肝臓に対して劇的に効く薬はありませんので…
静脈に吐き気どめと脱水症状を起こさないための水分の入った点滴を打たれたまま
小さい箱の中で
とりあえず強制的に口からご飯を食べさせられるだけです…
（入院中は超音波検査やレントゲン、血液検査や膵炎の恐れがないか膵臓の組織検査もやってくれます）
ちなみにこの検査で風太君は膵炎でもなく
今の時点では肝リピドーシス以外に特に異常は見つけられていません
（胆管肝炎の併発は疑われている）
（そして超音波やレントゲンだけではわからない物もあるとのことです）しかし入院して数日後の血液検査の数値は必ずしも回復していたわけではなく…
（入院中は毎日お見舞いに行きました）
このまま入院を続けるかどうかを迫られた時…
ではあとどの位で退院できますか？
と聞いたところ…
この病気は長期戦ですので2週間かかるかもしれないし一ヶ月かかるかもしれないし…状況次第…との回答…
家で看護する選択もありますが…どうしますか？そのかわり何があっても食べさせて下さい
今はそれが治療です…と…
例えばどうしてもステロイドや抗生物質を静脈からうち続けたりしなければならないとか…
絶対安静と言うのであれば入院も考えましたが…
とにかく治療は強制的に食べさせるということなので
夜誰もいなくなる病院の箱に2週間以上も入れておくよりは
私さえ頑張って献身的に看護すれば良いのなら…と決意して一応退院して今があるわけです…
とはいえ5日ごとに病院へ行き血液検査をしながら様子をみています…
何か異変があれば直ぐに数件の病院へ電話しアドバイスをもらいながら対応しています
まずは退院後の最初の5日間は口から強制的に色んな工夫をしながら食べさせていたのですが…
寝ている風太を起こして口を開けて
涙目になってる風太に無理やり食べさせるのはこちらも心が苦しく…
風太も辛いので…
鼻カテーテルを決めました
退院して自宅で強制的に食べさせて5日後
再び病院で血液検査
とりあえず食べさせていたか、いなかったか、があからさまに出るアルブミンの数値は落ちていなかったので
それは獣医さんに褒められて本当に泣きそうになりました…
しかしいざカテーテルを入れてから今度はよだれと嘔吐が頻発し
また病院で売ってるカテーテルに通るご飯が意外と低カロリーだった為…
目標のカロリーを取ることが出来ずに
ネットで調べて見つけたカロリーの高い新しいご飯が届くまでに3日がたってしまいました…
その間なんだかぐったりとなって来ているのがわかり
だからと言って沢山の量をカテーテルに流し込むと
それが例え10ミリを10分かけて流し込んだとしても何かの拍子に戻してしまい
本当に焦りましたし食べてくれないと肝臓負担がかかってきてそれだけ死に近づくので悲しくてわーわー泣きました
そして昨夜は粗相…風太の辛そうな申し訳なさそうな顔に私も本当に辛くてまた泣きました…
でも今日の午前中まではまたきちんとお手洗いでしていました
でも夕方また粗相…
やっと新しい高カロリーなミルクが届いて
再びカロリーや栄養素は細かい表を作って
自分の予定とすり合わせて計算し直して
風太も吐き気と戦いながら
よだれで顔中ぐちゃぐちゃになりながら
それでもがんばって激しく暴れることもせず…
唸るぐらいでどんな時間でもミルクを受け入れてくれました…
24時間、2、3時間おきに戻されてもあげているので
病院にいる時よりはカロリーをとっていると思います…
でもそもそもの原因がもし別のところにあったなら…
治療の効果はなかなかあがりません……
（でも精密検査が出来る状態ではない…）
と、いろいろともどかしい気持ちをかかえながら
でも今出来ることを精一杯やるしかないので…
頑張ります…
と言うわけで長くなりましたが肝リピドーシスとはそんな病気です…
明日は病院…どうなるかな…
あ、
爪とぎしてる…
こんな時でも爪を研ぎたくなるんですね猫って言うのは…
今度は小屋の上に登りました
歩くのはヨタヨタしてますけど…
一応飛び乗りました
お、降りられるのかな…
ところで粗相にはわんちゃん用のトイレマットがいいよと教えてくださったので早速買いに行きました
ほんと
大きくていいですね
大きくていいですね有難うございます
これで風太君も安心して粗相ができます
ではそろそろご飯をあげます