相変わらずよくはないです…しょぼん


でも超音波とレントゲン検査では


とくに腫瘍や、腹水や、異物があるわけでもなく…


少し気になる事と言えば膀胱に多少の結石が確認されるが今現在血尿等が出ているわけでもないので


今回の事とはあまり結びつかないとの事


今回の検査で肝臓の数値が悪くなっている原因として考えられるのは


肝臓に白い部分が多く見られ


わりと肥えた猫が3日~一週間突然ご飯を食べなくなると


その栄養を補おうとして体内の脂肪をエネルギーに変えるために肝臓に脂肪が集まり多大な負担がかかる事で数値が上がり



肝リピドーシスという病気になるそうで



それではないかと…



肝リピドーシスへの治療はとにかく空腹にさせないこと


ご飯を胃に送り続けて栄養を切らさない事が大切のようです


猫という生き物は人間と違って
(人間にはむしろたまには胃腸を休める目的で断食道場までありますが)


絶食によって突然内臓機能が落ちあっというまに致命的な状態に陥るそうです


だから食べ続けてさえいれば肝リピドーシツといった症状になることは無いのですが…


確認する限りではまる2日はご飯を食べている気配はなしでした…



では何故


そもそもあんなに大食漢だった風太くんが急にご飯を食べなくなってしまったのか…


そこなんですが…


消化酵素を作りだす膵臓に炎症が起こると
(膵炎)



食べることで消化酵素を出す膵臓に負担がかかるために


炎症を起こしている膵臓が痛むので


ご飯を食べなくなるのだそうです


もしかしたら膵炎の影響で食事がとれなくなり


その影響で肝リピドーシスになっているのではないか…というのが今日の時点での推測でした


なぜ検査もしたのに未だハッキリとわからず推測なのか…


膵炎かどうかの病理検査は外部に頼むため早くても明日


結果がわかるのだそうですドクロ


膵炎からなる肝リピドーシスだと断定ができればそれに則した治療ができますが


まだ対処療法の段階です…


いずれにしても黄疸が出ているのは重症ですから


いつ何がおこるのかはわかりません…しょぼん


例えば膵炎ではなかった場合は


また別の原因を探る検査が始まり…


検査が長引けば長引くほど当たり前ですが状態はわるくなります…


悲しいです…


ちなみに膵炎になる原因そのものはまだ医学的にもわかっていないらしく…


急性膵炎といって


何の前触れもなくなってしまう猫ちゃんもいるそうです…


そして例え原因が特定できて治療が始まったとしても


その治療の反応がきちっと出るかでないかは


個体差があるようです…しょぼん



まだまだ安心するには至りません…



実は私も約1年間ほど解剖生理学の学校に通って



身体の基礎的な事を学んだりしてた時に



たまたまその学校では医療従事する人達も使うようなかなり本気な教材で



何度も読み返さないと意味がわからないくらいのものでしたが
(もちろん私は劣等生)



そんな教科書でさえ



何らかの原因により…



何らかの原因により…



という言葉が多く見られ



その何らかの原因がこっちは知りたいのに
あんなに分厚い教科書でさえその謎には到達していませんでしたから



言葉は悪いですが



動物の医療なんてきっともっとわからない事だらけなんだろうな…って気持ちが沈みました…



それでも今通っている病院の先生は凄く勉強されているのがわかります



説明もうまいし何より動物達に優しいです



それが救いです…



中には本当にいつまでも古くさい知識と技術で高い診察料を取る全く腹立たしい病院もありますからね



というわけで明日またお見舞いに行きます…



色んな検査で怖い思いをしている風太くんですが話しかけながらなでなでしましたら



こうばこ座りになって少しだけ落ち着いていました



そもそも瀕死の状態から阿部さんに救われて、色んな事を既に越えてきた風太くんですから



今回も頑張ってほしいです…