日曜日は父の日だったんですね
私も父の家に行っていました
ここには何度も書いた話ですけど
若い頃の父はDVだったんですね
母親に手を上げたり
私も学生の頃には
理不尽な暴力を受けたりしました
夜中に父を殺してやろうと
台所から包丁を持ち出したことも
2回あったと記憶してます
14年前に母が亡くなって
年をとった父は今や
好々爺のようですが
今でもお酒を飲んでる時も飲まない時にも
過去の出来事をフレッシュに怒り
憎々しげに恨みつらみを吐いています
とは言っても寂しいことに
恨みの相手は全員故人なんですけどね
母が亡くなって数年は
父の恨みつらみも酷くて
私は返事さえ出来ませんでした
酷い逆恨みとか
勝手な思い込みとか
大声で言ってましたしね~
何をされたわけでもないのに
差別的な発言も多かったしね
嫌でしたね~
今年の父の日
まあ父と私で2人きりの食卓ですが
いつもの通りの100回以上は聴いた昔話
を父はしてるんですけど
あの頃は幸せだったな~
と父は泣き出しましてね
蒸気機関で中学校に通った話
道端で女子学生にラブレターをもらった話
町長だった祖父の職場に遊びに行った話
父の人生のピークだったんですね
その頃の父の周りの人たちは
父を大切にしてくれたようです
父を愛してくれていたようです
なのに東京に出てきてからの父の人生は
あまり楽しいことがなかったと
父は語っていました。
そもそも子供の頃にそんなに大事にされたり
私の母親との縁で千葉に地盤が出来たこと
会社が順調に伸びたこと
子供たちが生まれて孫にも恵まれたこと
どう考えても幸運だった
としか私には思えません
お父さんは運がいいよね~
良い家に生まれて
そんなに大事にされて育って
東京に来て成功して
今は息子の家族と悠々自適だもんね
私がそう言うと
父はちょっとビックリしたようでしたが
初めて気づいたようです
自分の人生は幸せだったのだと
それから時々涙を拭きながら
そうだな~
俺は幸せだったんだな~
運が良かったんだな~
と何度も何度もうなずいていました。
で
私どう思ったかと言いますと
お
親父の人生もそろそろ終盤ではないかな
あとはどうやってあっち側に送ってあげるかだな~
ということです。
天にも
は~い!カズタロウさんOKで~す
と大声でオーダー入れたいくらいです
本当にね
もう安らかにあちらに送ってあげたいです
父の周りにはもう誰もいないので
寂しい思いをしないように
翌朝
父はまた腹を立ててました
同じ繰り返しですね
それでも
やっぱり自分の幸福に気づいた瞬間は
彼の中のどこかに残っていると信じています
死んだお母さんへ
もう迎えに来てあげてください。
自分で来るのが嫌ならば
父の叔母のお千代さんに
来てくれるように言っておいて。
六郎おじさんでもいいよ。
痛かったり苦しかったりしないように
してあげてね。
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