息子が玄関でしゃがんで肩を震わせ
声を出して思いっきり泣いていた。
泣かせたのはsatoko様だ。
その姿を見てsatoko様も泣いていた。
朝8:30の出来事だった。
人生には色々ある。
お互いの思いの丈をぶつけ合い
感情をあらわにして気持ちを曝け出す。
泣く事は気持ちを浄化させる。
その時の涙は何を思ってなのだろうか…
曝け出す。
(さらけだす)
今日は
そんな朝から始まった。
ゴミを捨てるのは息子ドラゴン(17歳)の
家での仕事だ。いや任務である。
satoko様の大豪邸に住まわせてあげ
お部屋も差し出し,冷暖房完備、3食昼寝
お小遣い付き!!!!
この17年と11ヶ月(もうすぐ18歳❤️)
沢山投資してあげているのだから
家族として、同居人として役割分担があるのは
当然だ。
金曜日の朝は可燃ゴミの出す日。
彼の任務が待ち受けてる。
息子は最近朝マックで8時過ぎから勉強をする。
という日課に合わせ
玄関に可燃ゴミを慌てて2階のリビングから
猛ダッシュで届けた。
息子はもう既にゴミなんか捨てるの面倒くさくて
サッサと玄関の外に出て,自転車を出していた。
なんなら任務を放棄!
いや忘れている。
いや、覚えてたとしても華麗なるスルーを決める。
だからsatoko様は慌てて追いかけ,
『ドラちゃん!ゴミ捨ててって!』
と2個あったゴミ袋を玄関の外まで持っていった。
息子は
『チッ。面倒くさいなぁ。』
と口ずさみ、ゴミを持とうとしたところで
satoko様は息子の部屋のゴミを一緒に
まとめる事を失念しており
『ドラちゃん、待ってて!
貴方の部屋のゴミ入れ忘れたから。』
そう告げ,ものの5秒で息子の部屋のゴミを
玄関先にもっていった。
が、時既に遅し。
息子はもうゴミ捨て場
(歩いて5秒。往復10秒)へ行ってしまって
既にゴミと共に玄関には居なかった。
仕方がないので
息子のカバンが玄関に置いてあったから
ビニールを縛り、息子のカバンのチャックを開け
半分入れといてあげた。
ゴミと言っても何に使ったかわからない
ティッシュが5個ゴロゴロ入っていた。
そこへ5秒で戻ってきた息子が
なんでゴミを俺のカバンに入れるんだ!
と、文句を言ってきた事が小競り合いの始まり。
お互い日常のストレスが溜まってたのだろう。
satoko様はお前のゴミを持ってくるから
『玄関先で待ってろ!』
と言ったのになぜ待たなかった!!!
と怒り狂い、常日頃テメーの食べたものの皿も
洗わない。
部屋が汚いから掃除も、片付けも、ゴミ捨ても
satoko様がしている。
お前はこの家の住人でsatoko様のお陰で
悠々自適に好きな事をしていられる身分だ。
なのにお前はこの家に
一体なんの貢献をしてくれているのか
教えていただきたい!!
satoko様は家政婦では無い。
と怒り狂い度がマックスだった。
息子のドラゴンは
イヤホンして音楽を聴いていたので
部屋のゴミを取りに行くから待って
という内容が聞こえなかったといってた。
そんでもって
ゴミ袋をカバンに入れて頭がおかしい。
という、そんな主張。
何度も言うがsatoko様は家政婦ではなく家主様だ。
息子を大切に17年間1人で育て沢山投資してきた。
息子の主張は
なんでゴミを自分のカバンに入れるんだ!
狂ってる、キモイ、死ね、クソババぁ。
ときたもんだ。
挙句、こんな事でキレたり殴ったりするなんて
キチガイだと言われた。
身長175センチで、155センチのsatoko様に
殴るふりをしてsatoko様の怒りを煽る。
そんなsatoko様を怒り狂わせる事が
上手な息子にまんまと乗っかり
怒鳴り合い、飛び蹴りのsatoko様。
もちろん息子はsatoko様のことを
殴ったり、蹴っ飛ばしたりはしない。
芯のある優しい息子だ。
だが、今回も彼の発言や日頃の行動に
めっちゃくちゃムカついていた。
親に対するsatoko様への暴言も
腹が立った。
だから
彼が嫌がる最大限のことをした。
ご近所様に気が狂った母親がいること。
satoko様の怒鳴る声が外へ聞こえることが
息子のドラゴンの最大の屈辱で
辱め(はずかしめ)なのである。
satoko様は玄関や息子の部屋の(1階の)
ドアや窓を開け,大声で怒鳴り
自分の正しいと思う主張を喚き散らす。
『ドラゴンがママに感謝のない態度や
ママが何度も言ってお願いしていることを
改善しない事にも怒ってる。
ゴミを捨てるのは当たり前。
貴方が家族であり、この家に暮らしていくので
あれば、家のルールを守れ!
これを周りのご近所さんに聞こえたとしても
ママは恥ずかしくない。
まずは謝れ!
貴方が反省し行動を今後改善しないなら
何十回も何百回も言い続ける。』
そう告げた。
まあ、かなり過剰なヒートアップだったが
息子も反論したり、自分の家庭(母親)と
他人の家庭(母親)は違う。
こんな親はいないなどと、
双方論点のズレた話に飛躍していた。
思いっきり言いたいことを言い合い
従わせるようなことを発信した時…。
娘のゴメスちゃんがsatoko様の手を握ってきた。
娘は何を思ってそうしたのだろうか。
母の怒りを抑えようとしたのか。
兄のドラゴンをフォローしてあげたかったのか。
ヒートアップし、お前は家のルールを
守らないのであれば出て行けと怒鳴り散らし
ここまで気の狂った母親である
satoko様を抑止できないと感じた息子は…
最後は玄関に蹲って(うずくまって)
肩を震わせ嗚咽して泣いていた。
その姿を見てsatoko様も泣いてしまったが
まだまだsatoko様節は続く。
『ママだって今このコロナ禍で
会社も大変だし色々な面倒くさいことも
イラッとする事も重なっている。
だけど、仕事も家でもやらねばならないことや
特に子供の事はできる限り優先してやっている。
貴方が受験勉強を朝から晩まで
頑張ってるのは知ってる。
でもそれは自分の為にしている事であって
自分の事しかやっていない。
ママは最大限ドラゴンの事を応援したいけど
貴方はママに育ててもらってると言う環境下で
感謝の気持ちがない。』
そうsatoko様が伝えると。
ドラゴンは
『感謝しているよ。』
と言っていた。
朝から言い合い小競り合い
ぶっ飛ばしたり、飛び蹴りしたから
汗だくだったので
玄関でうつむいて泣いていたドラゴンを放置し
シャワーを浴びに行った。
シャワーからでたらドラゴンはもう
自転車に乗ってマックへ行っていた。
10時くらいから横浜は朝から雨がふり
カミナリが沢山あった。
ドラゴンは
朝からsatoko様のカミナリも食らっていた。
お昼頃にいつもマックから
自宅に帰ってきて、お昼ご飯を食べるドラゴン。
彼に昼前にLINEをしておいた。
『お昼ご飯つくってるから
食べに帰ってきなー』
そのLINEには返信は無かった…
しかしそれから数分後
『ただいま〜。』
と、ドラゴンは
晴れた空と共に家に帰ってきた。
satoko様は
彼が喜ぶような炊き立てのご飯と
お肉たち、ヘルシーなサラダを盛り付け
ご提供した。
彼の沽券に関わるので
今回の内容はフィクションである。
satoko様の妄想の話である。