本当に理不尽で、自分勝手な人だと思う。

感情的で、お酒飲んで絡まれる時なんかチンピラだ。

僕は自分の母親の事が恥ずかしいとさえ思う事が
多々ある。

地元で歩いてる時には話しかけたり、手を振ったりして欲しくない。











そう言ってる矢先に、塾の隣がママの店だから会う確率も高く、あれだけ約束したのに












ママ43歳「ドラゴーーーーーン❤️」

ゴメス2歳「ドラちゃーーーーーん❤️」













と、街中の人達が振り返るほど大きな声でダブルパンチでママ43歳と妹2歳が呼びかける。












僕はサッと塾のドアを開け入り込んだにも関わらず

追いかけてきてドアに足を挟み込み

サラ金の取り立てみたいな恐ろしい顔で開口一番












ママ「おいドラゴン、何シカトしてんだよムキー!?」














少し怒ってる。

いや怒鳴ってる。











僕は「はいはいはい、すみません。」






と言ったが、ママの機嫌は収まらず







ママ「お前さー、勉強してるから偉いとか思ってるわけ?

ゴメスが呼んでるのも聞こえてんべ!?

なんでシカトできるの??

妹が悲しい思いして、心の傷になるっしょ???

挨拶とかさー、返事とか、腹の底から言えよ。

聞こえてんだろ!?

そんな幼稚園で習うような基本的な事ができなきゃ

お前、将来クソ野郎だぜ???」










本当にウンザリだ。

ママの勝手な価値観を僕に押し付けないで欲しい。











つい先日は僕がいけなかったかもしれないけど、

家でママと少し口論になって

歯を磨かなかった事や顔を洗わない事

学校から帰ってきてお風呂に入らなかったとか

いちいち細かい家のルール
(ママの勝手に作ったウチの法律)を

守らなかったことが発端でマタ怒り出した。









その時僕もアタマにきて

「あー?どした?」









と、つい逆らって言ってしまったら

胸ぐらを思いっきり掴まれ、










ママ「あーーーーーームキーッどしただぁーー???」

ママ「お前がどした?!あーどした??どした??」









と詰め寄られ、

ママの頭がおかしくなったのかと思った。











ママ「あーー?どした??どした??はーどした??あーーーん?どしたーーーーーーーー????」










もう、既に盆踊りみたいな掛け声になってた。











ママ「おい!お前はどした!どした!って言われて

気持ちいいか??ママはムカついたね、

親のことバカにしてんのか??」








僕「いや、ついいつもの癖で言ってしまっただけでして。」









ママ

いつもの癖ってなんだーーーーーーーームキーッムキームキームキー









怒り沸騰。

もう何を言ってもムダだ。










僕は「あーすいやせん。」「さーせん。」「すいません。」「ほんとにすみません。」








謝りまくった。








怒りが収まるまで、真面目な顔して謝った。


















そしたら、又始まった。















ママ「ドラゴン、そうやってね自分が楽な方楽な方を選んで生きてくと、

将来何かする時も貴方は楽な方を先に選んでしまう癖がついてしまうんだよ。

まずは自分が嫌なことを先にやる!面倒くさいこと、先送りについしてしまう事から先にやる!

そう決めなさい。

愚者は明日やると言い、賢者は先に終わらせているって話何度もしてるよね?

貴方は愚者なの?賢者なの??

家帰ってきてやる事の優先順位の選択が
既に間違えてると思わない??」










僕「はい、すみません。」









(でたーーー!ママのツンデレ説教!!!コレが始まったら、もうすぐ出口だ!!)







ママ「よし。わかったら片付けてもう寝なさい。

貴方はデキる人なんだから。

ママは貴方の事優秀だとわかってるし、

とても素直で誠実で優しい子なんだから、

将来が楽しみだし、期待しているよおねがい













ふぅ、やっと終わった…。












昔はママのツンデレ説教で幾度となく

何故だかグッときて泣いてしまったが

もう僕も15歳だから、そこら辺は慣れてきた。












それにしてもウチのママはまだまだ

年の割にはタフで強敵だ。












腕っ節もまださる事ながら

もう僕には勝てなさそうと思った時は掃除機を振り回して追いかけてきた事もある。


僕がリビングから1階に逃げようと階段を降りたら

階段の上から飛び蹴りを食らわしてきた時は、自分の身の安全よりも、

僕を仕留める事に本気で向かってきてた。









怒りMAXの時は僕の2階の部屋の窓から、勉強道具や制服、カバンとか放り投げて、

ママ「でてけ!!この家はママの家だ!!!

ザマーミロ!ママがやるって言ったらやるんだよムキー

なめんじゃねーよムキー













と捨て台詞を吐きながら薄ら笑いすら浮かべてた。

本当に恥ずかしいし。キチがいだ。














少しでも僕に対してか、自分がイライラしてたからか

可愛いプチ意地悪もたまにしてくる。










僕がお風呂でシャワーを浴びてると

お風呂の給湯器の運転を切ったり






お風呂の電気を切ったり…。






壁の裏の死角に隠れてて、いきなり


ママ
「わぁ!!」






と驚かしてきたり。
















もう、やる事が子供だ。













そんなママでも、

僕が小学生の時に少し意地悪された事があったんだけど、

その時は学校の学年学級委員になって学校に良く来てたり

頻繁にスイミングスクールや、サッカーのクラブに顔を出して

僕に意地悪してた子を睨みつけたり何か小細工してたみたいだ。












本当に恥ずかしかったし、もうしないでと泣きながらお願いしたけど











あの時はなんだか

守られてるというか強いママで安心したと言うか

ちょっぴり嬉しかった気持ちもあった。














相変わらず恩着せがましいこと言ったり

自分が眠たかったら仕事を頑張ってきただの

筋肉痛だの、仕事の関係で飲み過ぎて二日酔いだの

色々言い訳つけてゴメスちゃんの面倒みるよう

命令されたりもあるけど、、、
















僕は、

ここまで僕を一人で育ててくれて

可愛い妹も僕の為に作ってくれて

ちょっと変なママだけど、そんなママを少しだけ尊敬もしている。