夏越の祓えに行くのは無理かなと

半ば諦めていたのだけれど、

急に行けることになった。

 

そしたら途端に

そう言えばわたしはクリスチャンなのに、

なんで日曜日にミサじゃなく

神社にお祓いにいくんだ?

などという思いが湧いてきた。

 

 

でもね、行きたいと思ったのよ、とても。

 

それで

これじゃあ、1時間前に着いちゃうよ

という時間に家を出て鶴岡八幡宮に向かった。

 

 

うまい具合に雨も降ってないし、

10時前の段葛はまだそれほど人も歩いてなかった。

 

 

 
太鼓橋のところにはこんな飾りが。
七夕の飾り?と思ったら
これは夏越の祓えの飾りか。

 

 

源平池はどちらも蓮がみっちり茂っていて

花がたくさん咲いていた。

 

 
 
祓えの申し込み所は1時間前なのに
既にずらりと人が並んでいて、
受付してもらうまでに15分くらい掛かった。
 
大祓詞、ひとがた、お札を頂いてから
待機スペースにまた並ぶ。
 
20人7列が既に並んでいて
わたしは8列目の先頭だった。
大きなテントの一番後ろで辛うじて屋根の下。
 
その後も人は増え続け、
わたしの後ろにさらに20列くらいは並んだと思う。
 
涼しい風が吹いていたので
40分立っていられた。
 
 
並んでいる間に儀式の案内があって、
神主さんが
「大祓詞は旧仮名遣いで書かれていますが、
『旧仮名』というのはいかがなものでしょうか。
 これが本来の仮名遣いですので」
と仰っていたのが印象深かった。
 
 
それから茅の輪をくぐるとき、
「前の方と間を開けずにくぐってください」
「前の方を見て同じようにくぐってください」
「写真は撮らないでください」
「周りをきょろきょろせず、茅の輪に集中してください!」
「皆さん、もう少し、心を一つにしてくぐりましょう」等々、
1,2番目にくぐる人たちの列に
いっぱい注意が飛んでいて可笑しかった。
 
 
茅の輪くぐりの向きが、
神社の本殿に向かってくぐるのかと思っていたら、
舞殿の横から進み出て段葛に向かって左右左とくぐった。
意外だった。
 
 
茅の輪くぐりを終えたあと、
お神籤を引いてみた。
 
大吉だった。
「あらし吹く 世にも動かじ 吾が家は
 巌に根ざす 松のごとくに」
 
有り難き。
 
 
 
そして6月30日(宇宙の月4日)のテレクトノン。