陸亭よしみんがまりなさんの
一閑張りワークショップを開催する
というので行ってきた
10時半 参加者が揃ったところで
甘酒汁粉が振る舞われる。
最初の下地貼りに時間が掛かるから
ランチ遅くなると思うので
ちょっと小腹を満たしておいてね
というよしみんの心遣い
有り難し
籠全体に刷毛で薄めた糊を塗る。
それから千切った無地の和紙をひたすら貼って行く。
角は補強のために何枚も重ねて。
2周貼るのだけれど、
2周めはどこまで貼ったのかが分からなくなる。
3周になっちゃってもいいから
なんとなーく2周貼ってね
とまりな先生。
みんな手が早くて
あっという間に貼り終わってしまう。
ビリのわたしが貼り終わったのが
12時半ぐらい。
2時間も経っていてびっくりした
これでも早い方だそうで、
予定の時間にランチが食べられた。
全員同じ大きさの籠なのだけれど、
さすが手作り、形も大きさも少しずつ違う。
ランチはサッと食べられるように、と
特製牛丼と7種のキノコの味噌汁、サラダ、漬物。
お正月だし、牛肉もいいお肉だよ
とよしみん。
柔らかくて味沁み沁みで美味しかった~
食べ終えたら、すぐ次の作業へ。
本番の柄の紙や布を貼るところ。
机の上に乗り切らないたくさんの柄の中から
各面のメインの柄を選び、
合間を他の模様で埋めていく。
隙間があっても素敵に仕上がるよ
とは言われたのだけれど、
貼りたい紙がいっぱいあって、
僅かな隙間にも模様を差し込んだよ。
中は珠を持った龍をメインに
青っぽい柄、黒に金の柄などを配置。
外側は
メルヘンチックなドイツ語の絵本の挿絵
ポップな猫柄
葉っぱを漉いた和紙
大ぶりで派手な花柄
底は
猫の顔(サスケにそっくり)
それぞれ全く趣向を変えたけれど、
間に漢字や仮名の和紙を挟むと
なんとなく馴染んで
一閑張りっぽくなるから不思議。
皆それぞれ個性が出るねー。
ワークショップの作業はここまで。
本貼りも皆さん早かった。
他のお二人は1つの柄を大きく使っているので
貼る手数が少ないのもある。
そして迷いがほぼない。
まりなさんによると
柄を決めるのに
すごく時間が掛かることが多いって。
そうだろうと思うよー
まりなさんが持って来てくれた柄の種類の多いこと
あれも使いたい、これも好き、
と目移りしたもの
そう言えば、
わたしが籠の中に貼った龍の柄は
わたしが好きそうだから、
と用意してくれたものなんだって。
いやぁ、まんまと罠にはまって使ってしまったよ
生徒の好みまで考えてくれるなんて
さすがまりな先生、きめ細やかよね。
終わったあとには
お疲れさまスイーツ
手前のトーストしてあるのは
醤玉子焼きサンド。
そして大きなイチゴのクリームサンド。
うまうまでした
仕上げはお家で。
まずは日陰に吊るして干す。
見る角度で違う籠のようで
楽しい感じにできた。
あとは柿渋を塗って仕上げ。
これで全然表情が変わるから、
どんな風になるかとても楽しみ