前回女子会を優先しててへ

武術のお稽古を休んだので

1ヶ月ぶりのお稽古。

しかも体調不良で自主練しなかった時期もあり、

勁ガタ落ちは否めない状態でしたが苦笑

 

 

コロナウィルスの影響で

行ったことのない遠い会場で

そこがだだっ広くて

ぽかーんとしたところだったことや

お天気がよく暖かかったこと、

参加者が少なく

いつにもまして緩い雰囲気だったのが

よかったのか、

いろいろ掴めた氣がした。

 

 

最初に2月から加わった

三軸(前後・左右・ねじり)の調整

じっくり行い、

そのあと新スワイショウ。

ここまででたっぷり2時間近く。

 

勁の溜まり具合を確認するために

片手で3人を合気上げ。

真っ直ぐ上には上がらなかったけど

すぅっと腕が動かせた。

 

 

スワイショウしない側の手でやってみると

ビクとも動かない。

という確認で、

やっと勁が溜まったのかもと分かった。

 

なにしろ、本人的には

やる前後の差があまり分からない。

どうやら、すごくいい感じのようだよ。

 

 

師匠曰く、

ちゃんと緩んで勁が溜まった者同士だから、

上げる方の上げる力が増してるだけではなく、

抑える側も実は技が掛かりやすくなっているので

とても上がりやすくなっているのだそうだ。

 

こういう系の技は

相手の神経が繋がっていないと

効きが悪いんですって汗。

 

 

 

後半はてっぺいしゃん考案の

套路(とうろ)「九式虎拳」の部分練習。

 

2組に分かれ、

1組は4 雲手(うんしゅ)を。

右手・左手がそれぞれの平面の上で

激美しい円を描けるようにする。

もちろん立ち姿は命門を出す姿勢で。

激美しい円が描ければ、

この雲手でさえ、攻撃力になる。

 

 

私とYちゃんは

雲手のあとの

5弓箭式( きゅうせんしき)から

6虎撲( こぼく)までの動きを。

 

師匠がお手本を示した後、

余り慣れてないYちゃんに

私が指南するよう仰せつかった。

 





後から師匠がポイントはね…

と言いに来た時、

ほぼそれはちゃんと伝えられていて、

ローエンドPCとは言え、

何回も参加して聴いていれば

大切なポイントは

押さえられるようになるんだな(よかったッ笑顔)

 

 

だけど1つ、根本の根本を

捉え損ねていた~笑い泣き

 

 

弓箭式( きゅうせんしき)は

前に出した両手のうち、

片手だけで大きく孤を描いていく。

ポイントは

①この孤が

激美しい円の軌跡を描いていること

②前に残っている掌にも意識を置き続け

孤を描いている手との連携を切らないこと

なんだけど、

「美しい孤を描く」のではなく

もうすでにそこにある美しい孤をなぞる

んですって!!

 

 

「だって、前に残した掌を始点にして

腕の直線を半径にしたら

円はもうそこにあるでしょ」

 

「僕は描いてる感覚はないんだよね。

既にある完璧な円をなぞっていくだけ」

 

師匠には今ある風景に

その完璧な円が描かれた透明な面が

レイヤーになる感じで見えるらしい。

 

 

 

そうか

描くんじゃなくてなぞるのか笑い泣き

 

 

 

そう知ってやってみると

動きが全然変わるから面白いウシシ

 

1つの円周だから、

前に残した掌とも途切れないし、

孤がガタガタしない、たぶん。

自分が空間上に孤を描こうとすると

面が歪んじゃうんだよね。

ローエンドPCには3次元は難しいグルグル

 

 

完璧な円、完璧な直線で

構成される動きは

無駄なく力を伝えるし、

構造的に強固。

 

武術は物理なんだよ。

 完璧な円、完璧な直線を持てば

 強いに決まっているエッヘン

 

 

1つ前の雲手も同じ。

だから、

雲手と弓箭式で溜めに溜めた氣は

虎撲の一打だけでは放出し切れず

指襠双捶、衝天炮と

3連打になってしまうんだってポーン

 





逆に3連打分を溜めとかないとダメなわけ汗。

 

 

 

面白いんだよなぁ、こういうのが。

身体の使い方、物理、構造学?、

モノの見方、「見る」とはどういうことか、

いろんなことが学べるの。

 

 

 

こんなことも解説してもらった。

てっぺいしゃんは丹田を練ることに

全く重要性を感じないらしいが、

「もし丹田が大事で

特に下丹田を練ることが重要なのなら

背筋は真っ直ぐ伸ばしちゃだめだよね。

なぜなら」

と図を描いてくれた。

 

 

左の命門を出している姿勢のほうが

丹田に力溜まりそうだよね。

 

 

次回は3月22日

場所と参加お申し込みは師匠のところへマウス

黄色の書を受けた方なら

どなたでも参加OKです。