伊藤邦武ほか(編著)『世界哲学史1 』 | (元)無気力東大院生の不労生活

(元)無気力東大院生の不労生活

勤労意欲がなく、東京大学の大学院に逃げ込んだ無気力な人間の記録。
学費を捻出するために、不労所得を確保することに奮闘中。
でした。

 伊藤邦武ほか(編著)『世界哲学史1 』を読了。

 

 これから8巻まで、「世界哲学史」を構想するというのだから壮大な取り組みである。
 第1巻は、哲学の誕生に関して、これまで「古代~」として取り上げられてきたテーマが各論者によって概説されるが、上手くまとめきれずに紙幅が尽きたと思ってしまう章が多かったように思う。
 スタートの巻としてはイマイチな気もするが、次巻以降は楽しみ。