(元)無気力東大院生の不労生活

(元)無気力東大院生の不労生活

勤労意欲がなく、東京大学の大学院に逃げ込んだ無気力な人間の記録。
学費を捻出するために、不労所得を確保することに奮闘中。
でした。

記事に少しでも関係のあるものでしたら、コメント、トラックバック大歓迎です。但し、無関係と思われるものは容赦なく消させていただきます。


↑参加してます。

 サントリー カフェ・ド・ボス ふんわりカプチーノ コーヒー

 

 振ると泡立つとあるものの、実際に振って飲むと、一口目でも泡を感じるかどうか微妙。
 ホットになった自販機にあったので、あらためて購入して振って飲むも、コールドと変わらず、泡感は微妙。
 泡立ちを良くすると、かえって良からぬ香料などを入れなければならなくなるので、なかなか難しいのだとは思うが、企画倒れか。

 

 

 

 

 

 

 

 ビョルン・ヴァフルロース『世界をダメにした10の経済学』を読了。

 

 結局のところ自らが依って立つ理論が正しく、そうではない理論を唱えている経済学者は間違っているという、学者同士ではよくある主張をしただけの本。相手側の難点は厳しく突くも、自らの理論の難点には目をつむりがちに見えた。
 「10の経済学」と言うよりは、10の主張と言った方が適切で、それら主張が本書ではまず説明されている。そのうちの半分くらいは、むしろ本書の著者より、それら主張をしている論者の方が正しく見えてしまうような議論の仕方になってしまっているように思う。敵を知るという点で、本書の著者は優れていたのかもしれないが、ミイラ取りがミイラになってしまったきらいがある。特に後半にかけては、著者の切れ味が落ちているように思えた。

 

 

 

 辻陽『日本の地方議会』を読了。

 

 これまで一様に語られてきたきらいのある日本の「地方議会」。本書は特に自治体の人口規模に着目して、人口規模が異なれば、議会に求められる役割も異なるということを論じている。合わせて、地方議会では会派の有無も重要で、この点についても配慮した記述となっている。
 いわゆる「地方議会」に関するこの種の本は他にもあるが、地方議会のあり方が実際には多様であることを正面から認めた上で、その多様さを踏まえて議論している点で、本書は他とは一線を画する。

 

 

 

 

 キリン 午後の紅茶 レモンティースパークリング

 

 思いのほか後を引く。レモンティーがベースだが、通常よりも酸味を強く感じる。
 炭酸は弱めだが、物足りないということもなく。もう少し、もう少し、結局どんどん飲んでしまう。

 

 

 

 

  Cheena『ダークウェブの教科書 匿名化ツールの実践』を読了。

 

 教科書としてあるが、基本的な事項を網羅的にというわけではない。Torに関する入門とダークウェブに関する歴史が中心。一応、Torの高度な利用方法の章もあるが、ほんのさわりの部分だけと言った具合の内容。
 歴史を扱った章には現在閲覧できないサイトの情報なども載っていて、それなりに有用だと思うが、概ね入り口の入り口といった内容で、わざわざ3000円も出して購入するような本ではないなというのが率直な感想。

 

 

 

 

 北村一真『英文解体新書: 構造と論理を読み解く英文解釈』を読了。
 

 大学受験の頃からは随分と時間が経ってしまったので、「受験生としてどうか?」という観点から、この本を読むことは出来ず、普段から研究関係の専門書も読んでいるという現状に照らしての感想となるが、本当に好著だと思った。普段、英文を読んでいて、「あれっ」と意味が追えなくなるような、そんな時に、躓きの原因になっているような事柄が明晰に解き明かされていく。

 おそらく、本書で取り上げられているような例文は大学受験で和訳問題として出題されても、それは難問として、必ずしも解答出来なくても問題ないものと扱われてしまうように思う。しかし、実際に「英語を使いこなす」ということを考えるのであれば、「読み解けなくても問題ない」と片付けられないことは沢山あるわけで。そういう片付けられない事柄を、この本ではこれでもかと取り上げて、さらには鮮やかにその構造を抉り出すのだから感心する。
 もちろん大学受験用にも利用出来るとは思うが、広く「英語を使う」人に勧められる本だ。

 

 

 

 

 河村和徳・伊藤裕顕『被災地選挙の諸相II 選挙を通じて考える 被災地復興の光と影』を読了。

 

 発災から年月が経過して、被災地はどのように変化しているのか・変化していないのか。選挙の結果を通じて、その様相について論じる。
 「被災地」と括っても、そこには濃淡があることが本書の分析を通じて明らかにされている。
 おそらく、続編のⅢも出版されることになるはずで、その時にはどのような考察がなされるのか。大変気になる。

 

 

 

 

  市谷聡啓『正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について』を読了。

 

 アジャイルとかスクラムとか、言葉は分かるが、では実際のところは。という開発の現場に直球を投げ込むような本。
 実際に著者が経験しているからだと思うが、こういうことが起こるだろうから、その対応はこうしよう、という対応策が現実的なように感じた。
 おそらく、開発の現場にある人であればある人ほど、この本の内容は響くのだと思う。
 なので、この本だけ読んでも、分からない人はどこまでいってもよく分からないという感想になりそう。

 

 

 

 

 デイヴィッド ピリング『幻想の経済成長』を読了。

 

 GDPが成長すれば、人々は幸せになれるのか。GDPの成り立ちから、その難点、これに代わる指標のあり方の模索まで、世界中の専門家などに対する取材の結果もふんだんに交えて論じられている。

 もちろん、GDPを完全に否定しているわけではなく、その成り立ちに関する記述も大変に興味深く読むことが出来る。

 「では、どうするのか?」みたいな問いには正面から答えているとは言い難いが、ある程度の方向性のようなものは見えてくる。問題は、これだけ浸透してしまったGDPという「怪物」を倒すのは相当難しそうだということ。

 途中で出て来る中国での環境に配慮した新たな指標づくりの取り組み、なかでも特に政府とのせめぎ合いが何とも印象に残った。

 一方、GDP統計の偽装で世間を賑わした我が国の政府。もはや、「中国の統計は正しくない」なんて笑っていられない。

 

 

幻想の経済成長 幻想の経済成長
2,268円
Amazon

 

 

 

 原田久『広範囲応答型の官僚制 ―パブリックコメント手続の研究』を読了。

 

 副題の方が内容を正確に表していると思うが、パブリックコメントを扱った研究書である。

 少し前に刊行された書で、取り扱う事例もその時点までということで、定量分析で対象となったパブリックコメントの案件数も現在から見ると随分と少ない。だからと言って、統計的に無意味かというと、そういうわけではないが、どこか物足りなさを感じる。外部からのコメントに広範囲に応答する官僚のあり方を浮かび上がらせたという結論は興味深いが、あらためて現段階で定量分析を行っても同じような結論となるのか知りたいところ。