リチャード・J.バーンスタイン『哲学のプラグマティズム的転回』 | (元)無気力東大院生の不労生活

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勤労意欲がなく、東京大学の大学院に逃げ込んだ無気力な人間の記録。
学費を捻出するために、不労所得を確保することに奮闘中。
でした。

 リチャード・J.バーンスタイン『哲学のプラグマティズム的転回』を読了。

 

 プラグマティズムに分類される論者を取り上げて、その学術的貢献をコンパクトに整理している。
ジェームズやパース、デューイやミードといった有名どころは言うに及ばず、ハーバマスなどにも目を向けて議論を進めているあたりが特徴だろうか。

 隔靴掻痒の感は否めないが、それはプラグマティズムそのものに内在する問題だと考えれば、致し方ないのかもしれない。