上村進・高橋邦明・土肥亮一『e-ガバメント論-従来型電子政府・電子自治体はなぜ進まないのか-』を読了。
日本で読める電子政府につてい包括的に扱った本は他にあまりないので、そういう意味では非常に有用な本である。内容も、ほぼ過不足ない。拓殖大学での著者らの講義用にまとめられた本とあるので、その点は抜かりなかったということだろう。
ただ、後半はプロジェクトマネジメントの方法論などが書き連ねられており、この辺は、「電子政府」とは直接は関係ないと言えそう。
残念なのは、本の作りのチープさ。誤字も多く、見え難い図も散見される(画像をそのまま貼ったことが原因でしょう)。
- e-ガバメント論-従来型電子政府・電子自治体はなぜ進まないのか-/三恵社
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