坂野潤治『明治デモクラシー』 | (元)無気力東大院生の不労生活

(元)無気力東大院生の不労生活

勤労意欲がなく、東京大学の大学院に逃げ込んだ無気力な人間の記録。
学費を捻出するために、不労所得を確保することに奮闘中。
でした。

 坂野潤治『明治デモクラシー』を読了。


 主権在民論と議院内閣制論の相克。国会開設に至るまでの自由民権運動と開設後の議会内での争い。桂園時代までを切り出して、明治デモクラシーのありようを描き出す。


 試みとしては、大変興味深いのだが、個人的には、記述が随所で不十分だったと思う。


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