遠藤宏一・亀井孝文(編著)『現代自治体改革論: 地方政治、地方行財政、公会計のこれから』を読了。
現状確認という意味では有用な論文が多数収録されていると思うが、「現代自治体改革論」と言うくらいだから、もう少しソリューションを示して欲しかった。
それから、厳しいことを言うと、編著者の一人の遠藤氏は複数の論文を寄せているが、どれも情緒的過ぎ。「これエッセイ？」って感じ。
読むべきは、第一章の議会改革と自治基本条例を取り上げた豊島論文と編著者の一人の亀井氏による公会計関連の論文でしょうか。
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