Alan R. Shark、Sylviane Toporkoff(eds.)『Beyond eGovernment - Measuring Performance:: A Global Persespective』を読了。
電子政府の主に評価に関する論文を22本収録。
ひとつひとつが、どうしても物足りない内容なのは、やはり分量の少なさ故か。
Global Persespectiveとありながら、電子政府を評価する各種のランキングで上位に入ってくるような常連国の中で、この本で取り上げられていない国も多いというのもマイナス点。
日本の取り組みも、最近は低調かもしれないものの、この本に収録された論文で取り上げられる国よりも、日本の方が「まとも」と言える例もある。同じ編著者による同様の論文集では、清原先生による三鷹市の事例紹介の論文も収録されていたのだから、日本につてが無かったということでもなさそうだし。
あえて読む必要があるのかというと首をかしげたくなる一冊。
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