瀬戸一夫『無根拠への挑戦―フィヒテの自我哲学』を読了。
とりわけ分かりにくいとされるフィヒテの議論を整理しようとした作。
鏡の事例やローンの事例などを利用することで分かりにくい部分を出来るだけ解き明かそうとしており、その苦労の跡が随所にうかがわれる。
それでも、何か釈然としないところが最後まで残る。
とりわけ、第三原則が、どうして成立し得るのか、やはり、分かりにくい。
- 無根拠への挑戦―フィヒテの自我哲学/瀬戸 一夫
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瀬戸一夫『無根拠への挑戦―フィヒテの自我哲学』を読了。
とりわけ分かりにくいとされるフィヒテの議論を整理しようとした作。
鏡の事例やローンの事例などを利用することで分かりにくい部分を出来るだけ解き明かそうとしており、その苦労の跡が随所にうかがわれる。
それでも、何か釈然としないところが最後まで残る。
とりわけ、第三原則が、どうして成立し得るのか、やはり、分かりにくい。