岩崎正洋ほか編『公私領域のガバナンス』(東海大学出版会)を読了。
以前、このシリーズの本をこのブログで紹介しましたが、その時、その本は若手研究者の業績作り本だと断じましたが、この本もそうでした(笑)
ただ、個々の論文については結構参考になる内容でした。
特に前半の論文が良かったです。
玉石混交の論文の中から、参考になる論文を探し出し、それを自分の研究論文に如何に取り込んでいくか。
これが現在の私の課題です。
本来、独創的な研究は、先行研究レビュー以上に、自分自身で開拓した事柄についての記述が多くなるはずなのですが、悲しいかな、日本の学会では、先行研究をきちんとフォローしたものが評価されやすい。
だから、形作りのために、先行研究を漁ってます。
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