こんにちは、英語パーソナルトレーナーのAYABEです。

 

前回の続き

 

Allison Damingerさんの定義によると、Cognitive Labor「認知労働」には4つのプロセスが発生しています。

 

1.anticipating needs

2. identifying options for filling them 

3. making decisions  

4. monitoring progress

 

 

 

Amazon Fresh のオーダーを例に取ってみると

 

  1. あ〜冷蔵庫が空になる。Amazon Freshオーダーしなきゃ!えー
  2. 午前中までにやろう、そして何を買おう?キョロキョロ
  3. これと、これと、、うーん、これは高いからパス。あ、でも送料無料にするにはあと〇〇円分足さなきゃ。えー
  4. 何時に来るかな、トラッキングしてみよう。ちゃんとオーダーしたものが入っているかチェックしなきゃ。金額も間違ってないよね。キョロキョロ

 

 

という感じでしょうか。

 

 

このCognitive Labor「認知労働」は、もちろん買い物だけではなく日常生活の様々な場面で発生します。

 

ざっと例に挙げるだけでも、下記のようなものが思い浮かびます。

 

・夕食の献立を考える

・週末の過ごし方を考える

・旅行の計画を立てる

・子供の保育園、学校、習い事を選ぶ

・家計の収支を考える

・お中元、お歳暮、ギフトを選ぶ

・お礼状を書く

 

 

これを夫婦のどちらかがより多く担っているケースが多く、そのバランスに大幅な片寄があるとストレスになってイライラする、、、

 

昨日の私です真顔真顔

 

「ピッてすればいいだけって言うけどさ、そこに至るまでの選ぶのが面倒なんだけど、、、💢」 となる訳です。

 

 

べつにこれを知ったからと言って、認知労働が減るわけでもありません。

見えないから、自分だけではなく相手も相手なりのCognitive Laborを負担しているはずですしね。

また、人によってもストレスの度合いって変わるのでしょう。楽観的な人もいれば心配性の人もいます。

 

 

 

でもこのCognitive Labor「考える労働」の存在を知ることで、「面倒と思うのは、私が面倒臭がりなことだけが原因だけなのではなく、こんなプロセスが実際に頭の中で起こってるからだ」と客観視できました。

 

 

とにもかくにも「Amazon Freshをオーダーするのすら面倒」が正当化された気がしてスッキリしました!!