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NHKのラジオ講座を聴き始めてそろそろ3か月。
基礎英語1、2あたりはだいたい聴き取れるようになってきたのはいいとして、単語レベルはやっぱり中学程度なので刺激が少ない。
思えば高校生の頃から単語集というのが嫌いで、単語は文法や構文、長文読解の問題を解くときにわからないものを引くという方法で身につけてきた。なので、いわば辞書が単語帳といったところだけれど、最近は基礎英語しか聴いていないので、どうしても語彙力が増えない。
今回もいつものパターンでいこうとしたが、中学生向けのスキットでは知らない単語は1か月に1、2個で練習にならない。そこでまずは並行して辞書をAから読み始めた。これはこれでなかなか面白いのだけれど、最近はコーパス分析も進んでいるのだから、それを活かした単語帳を買って、その単語を優先して辞書を読んだほうが良いと思って、ちょっと Amazon などで調べてみた。
単語集そのものとしての評判はDUO 3.0が圧倒的に良くて、次いでキクタンシリーズといったところか。昔の単語帳との圧倒的な違いは音声教材があることだ。
極端な話、音声教材のデキが良ければいちいちテキストを開く必要もないし、まぁテキスト学習が中心だとしてもちょっとした時間(電車に乗っているときとか)にテキスト無しで復習ができる点もいい。(NHKの基礎英語なんてまさにそんな感じだ)
本屋で手にとってみて、なんとなくキクタンシリーズが見やすかったのでとりあえずBasic4000とAdvanced6000を購入。
CDの音声はAmazonのレビューで何度も書かれているように「英語」→「日本語」→「英語」がただひたすら繰り返されるだけ。わかって買ったのだけれど、なんとなくしょぼい感じがする。CDは発音確認と復習用と割り切ればいいのかも。
単語は文脈の中で意味も変わるし、be afraid of -ingやbe afraid to不定詞のように形が決まっているものもある。そのへんは例文を読む必要があるのだけれど、これは録音されていない。(オンラインで例文音声が強気の値段で販売されている)
しかもこのCD、Windows Media Playerで取り込もうとすると1枚目(A)も2枚目(B)も何故かファイル名(トラック名)がDay1から始まってしまう。(2枚目の最初は本来はDay36なのだが)
ま、細かいことを気にしなければいいのだけれど、同じ名前がついてしまうということは、取り込みしようとすると上書きされてしまうということなので、いちいちミュージックフォルダをあらかじめコピーしておかなくてはならない。(PC苦手な人は迷うだろう)
と、まぁ耳で覚える単語帳としてのデキは「?」だが、単語がレベル別品詞別に分けられていて、きちんと例文も載っているので、辞書ナビゲーターとしてはいいのかもしれない。
最近復刊された赤尾の豆単はのっけから「abandon あきらめる」から始まるのがどうかと思うけど、キクタンは「pray 祈る」なのね。
NHKの基礎英語シリーズは中学1年生程度の基礎英語1、中学2年生程度の基礎英語2、中学3年生程度の基礎英語3が用意されているが、今年の講座はそれぞれ特色が全く異なっている気がする。
基礎英語1はいままでの英語の教材にありがちな学校での出来事だとか、サザエさんのような生活シーンとは全く異なって、大人でも次の展開が楽しみになるような内容になっている。
基礎英語2はいわゆる学校モノなのだけれど、それぞれのキャラに癖があってストーリー展開がなかなか面白い。おにぎりや生花、書道など日本文化の英語表現があったりして、意外と使える表現が多い。スキットのスピードはむしろ基礎英語3より早いくらいでリスニングにはちょうどいいかも。
基礎英語3は教科書的な展開で物語としてはつまらない。ただ、基礎英語の中で唯一舞台がアメリカなので、アメリカの文化を知ることができる点では有利かな。基礎英語2でも文法・単語に問題がない人であれば、十分ついていける内容だと思う。
僕は基礎英語1と基礎英語2を聴いているけど、レベル的には基礎英語2でちょうどいい感じ。ただ、今年はやり直し1年目なので基礎英語1で基本のキホンに漏れがないように復習している。基礎英語1で取り上げられている表現を辞書で引いてみると新しい発見があったりする。
同じNHKでもラジオ英会話あたりになると文法というよりはIDIOM中心で表現力を高めることを目的としている感じで、やり直しという意味ではちょっと違うような感じがする。
それにしてもNHKのラジオ講座は素晴らしい。テキスト400円弱、CDと合わせても2,000円でお釣りが来て、毎月新しい文法や表現をマスターできる。英会話学校に通ったり、通信講座を受講するよりもずっと安い。1日分も大した量じゃないので通勤時間などちょっとした時間でも続けることができる。
もっと早く気がつけばよかったな。