M女史との打ち合わせ その1 | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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各種研修に関して各社担当者と個別に面会し営業をしてきた経験はそこそこ積んではいたものの、その逆の形で、客の立場で他社を訪問するというのは初めての経験でした。

 

しかし、不思議なことに「単なる会社と客という関係と割り切れる感じとは異なる。」と感じていました。何か、こう一緒に仕事をし、まだそれが明瞭な輪郭を表していないものの何かしら一つの目標を達成するチームメンバーとの会議に臨む」といった感覚の方が近かったと思います。従って、若干の緊張感があったことを覚えています。

 

約束の面会時間に間に合うように彼女の事務所付近まで着いたのですが、如何せん初めての土地で迷ってしまい多少遅れての到着となってしまいましたが、彼女に快く迎え入れられました。

そして応接室に通され、お茶を頂き、「ほっ」と、一息つくことが出来ました。まだ、少し緊張していたところ、M女史は自著の本を持ってきてくれました。

「様々な方々の助力を得たのだろうが、こうして自分の経験を基にした本を出版するとは素晴らしい。」と素直に感じたのでした。

「俺だって、本の一冊や二冊書けるくらいの経験はある。」「私自身もひとかどの経験を自衛隊で積んできた。」なんて強がってみたものの、本にするまでのたいそうな話は無いな、と。相も変わらずの「井の中の蛙君」だったのです。

 

さて、セミナーは受講させていただいたものの、言ってみれば初対面同士なわけですから、簡単な自己紹介からさせていただきました。

 

自衛官時代、どのようなキャリアパスを歩んできたか、軍事組織における特技、そして自衛隊退職に至った経緯、そして自分が今やっている事業に関すること等々です。限られた時間の面会ですから、この機会を無駄にすること無いよう熱を込めてお話をさせていただきました。しかし、前回のブログでも述べましたが、「人材育成」という軸だけはありましたが、その他事業展開に関することはぼやけたままだったため、何とかここから将来事業に繋げるヒントを得る場、つまりスプリング・ボード(出発点)にしていかなければならないと思っていたのです。

 

彼女との話の中で、日本語学校の話、技能実習生の話、また私の自衛官というキャリアを活かし、ミャンマー軍事組織とコラボして出来る可能性のあるもののお話しなど様々なアイデアを提示していただきました。なるほど、現在のアウンサンスーチー氏が率いる政権の前は軍事政権であり、未だに国会の議席のある一定数は軍人議員に占められています。その彼らは未だに力を持っている現状があります。それらを踏まえて、ミャンマーで多くの経験を持つ彼女からの意見・提言は非常に現実的なものでした。

 

続く