波風を立てる Rock the boat | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

日本人精神を復古させ、日本人が真のリーダーシップを発揮し、世のため人のため活躍出来るよう、語学教育とリーダーシップ研修を通して皆様と大きな力を作り上げていく熱血講師 ショーン・近藤の公式ブログです!

波風を立てる Rock the boat

今回紹介する表現は、「波風を立てる」とか「問題を起こす」といった意味を持つ rock the boat です。


文字通りの意味は、「ボートを揺らす」といった意味です。


つまり、風が強まって、波が立つと、水面は荒れてきます。


つまり、船の安定性は失われるということです。


「船の安定性が失われる」ということは、「何かしら問題が発生している」ということです。


また、「波風が立っている」と考えてもいいでしょうね。


この表現、かなりポピュラーです。新聞でもネットでもよく見る頻出表現です。



では、実際の使い方を見ていきましょう。


I think we should get home on time. If we rock the boat, dad won’t let us use the car again.


「家には時間通りに帰るべきだよ。もし、問題を起こしたら、お父さんは二度と車を貸してくれないよ。」となります。


よく、メディアにおいても使われる表現ですが、この表現は、あくまで informal な表現であるということを頭の片隅において下さい。


その他の使い方を見てみましょう。

A: The former company’s system is not perfect. So, everybody is complaining always. 「前の会社のシステムは完璧じゃないよ。だから、みんな、いつも文句言ってるよ。」


B: But no one is going to change the system. I know no one wants to take a responsibility. 「でも、誰もシステムを変えようとしていないじゃない。誰も責任を取りたくないんだよね。」


A: I think so. Nobody wants to rock the boat because it has been this way for a long time.「僕も、そう思う。誰も波風を立てたくないんだよ。だって長いこと、このやり方でやってきたから。」

さて、世の中には「厄介なこと」や「面倒なこと」は山ほどあります。


人間は知恵を使える動物ですから、如何に工夫して、物事を改善していくか?というのが重要ですよね。


例え、波風を立てようと、物事を良化させるためには仕方がない時もあります。


You might rock the boat about this situation, but don’t stop rocking the boat. 「この状況について、波風を立てるかもしれないけど、それを止めちゃダメだよ。」 


Because you will find the breakthrough without fail. 「必ず、突破口を見つけることができるから。」


世の中、突き進んでいくとき、恐れをなすことも沢山ありますが、「波風立つのを恐れちゃいけない」ときもありますよね。お互い頑張っていきましょう!


では、また


こうちょにひひ