提案して反応を見ましょう Run it up the flagpole | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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提案して反応を見ましょう Run it up the flagpole


今回、紹介する表現は、辞典での意味とネイティブが実際使う場合、ちょっと意味が辞書とは異なる表現を紹介していきたいと思います。


辞典では、「~を提案し、周りの反応を見る」といった意味を持つ run it up the flagpole という表現です。


読んで字の如く、何かを掲揚塔に掲げて、みんなの反応を見るって感じが伝わりますよね。


確かに辞典では、そのような意味で説明されています。


また、私の通っていたDLI (Defense Language Institute 米国国防省語学研修所)の英語講師もそのように教えてくれました。


辞書や講師の言うお手本的な使い方を見ていきましょう。


That seems like a good idea. Why don’t you run it up the flagpole at the meeting to get a reaction? 「それは、いい考えのように思える。会議で出して、みんなの反応見ればいいんじゃないのか?」といった感じになります。


しかし、実際、若いアメリカ人の間では、少し違ったニュアンスで使われています。


I ran it up the flagpole. 「それ、上層部に上げたよ。」といった感じで使います。


つまり、旗竿は、グループや組織の上層部というように考えられてて、案件について取り纏めたため、上に投げた的意味合いを持っています。


若い人たちからすると、彼らの使い方が主流で、辞書やDLIの英語講師の使い方は「間違っている」らしいです。


ま、我々は、両方の意味合いを覚えておいて状況に即した訳を付け、使っていけばよいのではないかと思います。


では、また


こうちょにひひ