その場しのぎの解決策 Quick Fix
人間、生きていると数多くの問題にぶつかります。
人間の成長のために神様は多くの難題を準備していてくれます。
それを、乗り越えて人間として成長していくことが重要です。
時として、「問題山積みで、先が見えない。」なんてこともありますよね。
それでも、何とか解決策を模索して進んでいかなければなりません。
「複数の問題を抱えており、今この問題を何とか凌いで次に進まなければならない」なんて状況の時は、とりあえずその問題に関して応急処置を施して前進しなければならないなんてこともあります。
その場しのぎの解決策です。
この意味を持つ表現が quick fix です。
これは、「応急処置」と訳しても構いません。
しかし、皆さんもお分りの通り、決して根本的な解決策とはならないのです。
問題解決に関して、Quick fix が必要な時は勿論ありますが、もう一度、問題を見つめなおして根本的な解決策 fundamental solution を模索しなければならないというのが本質でしょう。
皆さんも、quick fix は最小限にとどめておくことが生きていく上で大事なことだと思います。
話は変わりますが、今回、熊本の地震において問題になっているのが、それぞれの避難所(行政からの指定を受けていない)に物資が届いていないという事実です。
このような広域での災害が発生し、また避難民が指定の避難所までたどり着くことができない場合が問題となってきます。
如何に物資を届けるかが鍵です。
やはり、行政はこの経験を教訓として試算をし、不測事態対処に努めなければなりません。
実際、連絡網の確立もなかなか円滑にいっておらず、派遣自衛隊が右往左往している場面も生起しているようです。
今は、quick fix でなんとかなっているかもしれませんが、AAR – After Action Review 行動分析検討会でしっかり補備・修正をし避難民のニーズに的確にこたえられるようにし一つでも多くの命を救えるようにしていかなければならないのではないでしょうか。
では、また
こうちょ