夏の味 鱧 | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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今年の夏は、鱧が盛夏を和らげてくれた。


誕生日の席で食した鱧料理の品々は、上品な味を堪能させてくれた。


鱧は淡泊であっさりしているが、料理人の手によって趣向が凝らされた一品に変化する。


鱧の淡泊さが他の食材との良質なコラボレーションを生むのであろう。


鱧の湯引き。


これに梅肉を合わせるだけで、味が引き締まり酸味が口の中に広がる。


鱧が梅肉に負けているわけではない。


鱧は鱧で独特の旨みを口に残すのだ。


暑い盛りではあるが、鱧の吸い物も絶品。


一緒に楽しむ冷酒に疲れた胃を優しく介抱する。


酒を、少し休憩し、しばし暖かい鱧で舌を楽しませ、胃を休ませる。


そして、また酒を迎え入れるため、鱧の香り焼きを食す。


なんとも香ばしい香りを放つ鱧に、スライスされたレモンを絞り味を引き締める。


酸味と塩気が丁度良い焼いた鱧は酒の肴にもってこいだ。


その夜は、鱧と冷酒で堪能した。


一つ難点を言えば、店を出た瞬間の外の熱気で摂った極上の日本海の冷酒が一気に汗となって体内から噴き出し始めたことくらいか。


贅沢は言うまい。


なぜなら、それが夏であるから。


来夏もまた鱧が自分を楽しませてくれるだろう。