ブログネタ:行ったことない都道府県
参加中
本文はここから
未だ訪れたことのない都道府県。
新幹線での移動で通過したことはあっても、きちんとした形で訪れたことのない都道府県は結構ある。
特に、今まで縁遠い地方は北陸と山陰である。
中国地方も通過しただけだ。
年齢も46を数え、人生の半分は過ぎたことと思う。
神のみぞ知る領域の話にはなるが、残りの人生いつまで生き永らえるかわからないが、訪れたことのない地方に行ってみたいと思う。
最も訪れたい場所は、古の都、奈良である。
古くは藤原京があり、平城京へ都が遷都。
以降、都が平安京に遷都した後も、南都と称され文化や宗教に大きな影響を与えた都市だ。
天平文化時代、数々の建立物が建造され、多くが国宝建造物に指定されている。
京都に比すと、華やかさというより、厳かさという形容がしっくりとくる。
京都は、華やかな衣服を纏って、ゆっくり観光気分で行きたい場所。
京料理、京の酒、そして風流さが楽しめる。
この年になって、人生振り返ってみると自分の幼稚さ、未熟さからくる失敗ばかりの人生。
決して人に自慢できるものでもない。
後悔先に立たず。
でも、人間、前を向いて生きるしかない。
今は、毎朝、毎朝神棚に手を合わせ拝んでいる。
朝、駆け足をしたら必ず氏神様に立ち寄って祈りを奉げる。
毎月月初めの一日は、護っていただいている神社に拝みに行く。
このように神に拝むことが今の自分の日常となっている。
神を身近に感じ、感謝をしながら生きている。
そんな自分がゆっくりと自分を見つめ直すために行きたいと思えるところが奈良なのだ。
純粋な祈りを奉げることによって自分を見つめなおす。
この祈りをただただ繰り返す。
人は、人のために生きてこそ人間なのであろう。
世の中で起きる様々な事象に私たちは何らかの形で携わっている。
でも、これは人間が作り出した長い歴史の中の一部分である。
よって、自分のことばかり、そればかりしていては世の中成り立たないのだろう。
世のために何かをしていかなければならない。
誇れる人生ではないのかもしれない。
でも、神に祈って、自分の命を誰かのために奉げ、自分の力と努力を世の中に奉げ生きることが大事である、と悟らさせてくれる神々が住む国であると思う。
この日本の原点ともいえるかの国を訪れ、自分を見つめなおし、生きる道を探す。
普段の忙しい生活、ストレスを溜め込み苦しくなっている自分、ついつい口にしている不平不満、悩んだり、悲しくなったりしている自分が元の自分を取り戻し世のため人のために、自分らしく誇れる自分をもって生きていくために如何にすればよいのかを教えてくれそうな国である。