about face | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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本日は、about face です。日本人にとっては、なかなか馴染みのない表現じゃないでしょうか。これは、軍隊ではごく普通に使う言葉です。軍隊では、基本教練の号令の一つなんです。"About Face!" という号令は、「回れ右」なんですね~。


では、これが普段の会話ではどのような意味をなすかというと、change to an opposite opinion or decision; reverse one's opinion or decision というふうになります。全く反対の意見に方向転換したり、決心を180度変更する、若しくは意見又は決心を翻すという感じです。


用例を見てみましょう。


His opinion that his opponent in the debate session would surrender without a sharp argument was an about face from his original conclusion.


このように、当初考えていたこととは全く逆のことが生起した場合に使います。この場合、「特に激しい議論を交わさなくても討論の相手は降参するであろうという彼の意見は、彼の当初の結論からは全く異なるものだった。」ということになります。このことから理解できるのは、彼は当初、かなり激しい論戦を予測していたのです。


また、Japanese government made an about face on foreign policy. のように、「日本政府は、外交政策の大転換を図った。」というようにも使えます。日本人には馴染みのない表現かもしれませんが、しっかり覚えていきましょう。


See you!