ど日系といわれる超大組織から、今年ヨーロッパ系外資系に転職しました。

日系と外資系・・・

全然違います!



人間は同じ日本人ですが働き方がまるで違う。

私が前にいた日系は日本本社に約3万程の従業員を抱えた超巨大組織。

容易にご想像がつく通り、巨大なピラミッドです。

いいとか悪いとかそういう問題ではなく、

あれだけ巨大組織では、そのやり方しか統制が取れないのが現実だと思います。


戦争の兵士と同じです。兵士が山のように居るから、ある程度規律を設けて、

「年功序列」とい仕組みを作ってしまった。

もう一度言いますが、いいとか悪いとかではなく、

みんなが好き勝手なこと言って、秩序が乱れたら全体に影響が出てしまう。


巨大組織だから仕方がない。先輩、後輩関係、仕事が全くできなくても

年齢で役職の上下関係ができたり、年齢で給与が高かったりと訳わかめなことが起きてしまう。

でも、団体戦でビジネス勝負しようぜ!ってなっているのだからある程度は仕方ない。


それで外資系はとなると・・・

外資系はもちろん、本社が日本国外にあるから、日本にある外資系は日本支社になる。

支社だから人は少ない。

本社は外国だから基準はみんなそっちに合わせる。

少数精鋭で大手日系ほど仕事を緻密に細分化できない。

兵士が少ないから11人が沢山武具をつけて、働くしかない。

少数だからみんなが精鋭にならないとやっていけない。

少数だから、その11人が最高のパフォーマンスを発揮できるように

いいオフィス環境だとか、労働条件だとかを与えないとみんながまいってしまう。


少数だから、団体戦ではない。

11人に能力を発揮してもらわないといけない。

「確認します。」「聞いてません。」の仕事の仕方では間に合わない。

だから、外資系は完全に結果主義。


結果が出たら、別にプロセスは問わない。

昼間から出社しようが、予定があるから先に帰ろうが、

意味のないと思う会議をキャンセルしようが、

団体戦やっているわけではないから、

個人の結果が出れば大丈夫。


ある意味非常にシンプル。

仕事のできる人が出世する。できる人がいい給料をもらう。

よく働く人には御礼金も出て、待遇もさらに上がる。

あまり力を発揮してくれない人には

申し訳ないけれど、よりできる人にもっとお金を払うために

少しだけ遠慮してもらう。


ある意味平等。そしてとても自由。


働き方は別に日系と外資系という2種類があるわけでは勿論ない。

無数にある。

独立する人もいれば、派遣の人、主婦も立派な仕事だ。


海外に行けば、また日本人には考えられない働き方も沢山ある。

それはフィンランドにいる鈴木氏に詳しくは聞くとして。


大切なのは今の自分の働き方が本当に自分に合っているのかというのを確認すること。

・・・だと思う。

働き方が無数にあるのだから、何も会社に合わせる必要がない。

自分が自分として120%いい気分で、仕事ができる働き方は何かを

少し考えてみて、そして現状と照らし合わせて確認して、

OKならそのままStay.

ちょっとNGと思ったら、働き方を変えるために行動に移したほうが人生より豊かになると思う。


会社は所詮器。主役はあくまでも私たち。

器を抜本的に変えるのは難しいけど、

この世の中にはすでに多くの器があるということを意識して、

居心地のよい器で過ごしてほしいと思う。


ご意見ありましたらバシバシお願いします。


see you soon^^


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