働くとは人を動かすと書く。人が動くともいえる。
前者はどちらかというと、リーダー的な意味、後者はそれに従い動くニュアンスが強い。
勿論、収入を得て、会社で働くことが「働く」だけではない。
人はあらゆる場面で動く。
子育て中の母親、親の介護やボランティア活動等もたとえ対価が発生しなくても
立派な「働く」だ。
会社員の方は容易に想像がつくと思うが、1日の中でこの「働く」に時間を多く費やす。
定時間であれば最低でも8時間。家に帰ってからも更に別の方法で働きが続く方も多いだろう。
だからこそ、「働き方」というのは人生において、これを制すか制さないか非常に大きな意味を持つものであると思う。
伊藤忠商事の元会長である丹羽氏がこのように言っていた。
働くとは傍を楽にすること。
私はこの考え方が好きだ。
つまり、働くとはそれそのものが他者への貢献である。
自分の為に働くからもっと飛躍して、他者を楽にさせる。
楽というのは誤解を生みやすいが、ようは他者をハッピーにすることだ。
11やるべき仕事で、そのうち10の依頼がきて、10を返していたら、他者は期待通りだ。
10の依頼に11で返したら、他者は楽になる。
与えられたこと、言われたことだけを仕事にしていたら、give and takeが常に成り立っている状態だ。
人をハッピーするには予測を上回る何か必要だと思う。
いい意味で期待を裏切る働き方。
同じレストランで、味も価格も店舗のサイズも全部同じでも、
店によってパフォーマンスが全然違う。
駅近とか、郊外とかそういう問題は正直そこまで重要じゃない。
そこにいる店員一人一人の働き方によって、店は大きく売り上げを豹変させる。
サービスの悪い店は、たとえどれだけの一流シェフを雇って、
一流の雰囲気を出した建屋をもっても、リピートしない。
皆さんも「なんだこれ?」と思うような低レベルなサービスに遭遇したことがあるだろう。
料理の腕はあまり差が広がらなくても、意識の差で100倍にも広がることがある。
挨拶、気配り、ニーズを汲む・・・・
社会人になったら学歴も、これまで歩んできたキャリアも
正直あまり価値なさない。
それよりもいかに人をハッピーにさせるか、
人に喜んでもらえるのか。
これを体現すべく、人生の多くの時間を費やす「働く」をもっと大切にしていきたい。
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それではまた
see you soon!
竹内