Windows7 に乗り換え | A PLACE

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気にもとめなかったことがこの世界にはたくさん。
そのわずかでも拾うことができれば。

なんとなしに連荘更新。わしヒマなんか?

最近 Windows7 に乗り換えた。
想像したよりトラブルは少ない。もう既に違和感はない。
変えた感想をグダグダと。

選択は英語版 Ultimate (32bit)。理由は二つ。

* システムディレクトリにカナを入れたくない
英語圏のソフトを使う機会が多いが「デスクトップ」とかカナの入ったディレクトリのためにコケることもまた多い。
* 多言語環境が作れる
日本語入力ができないことには話にならない。SKKIMEが使えることが前提。
いざというときに UI を日本語表示にすることも必要。

英語版の選択はビンゴだった。
プログラム的には全角文字対応は面倒なので考慮していないプログラムが多いのはしかたがない。
マイクロソフト流の親切設計のためだけに動かないのは歯痒かったので、これは正解。

UI についてはやはりスタートメニューに困惑した。
いままでスタートメニューから独自に整理したメニューを開いていくようにしていたのが使えなくなってしまったからだ。
でも今回さらに便利になったと思っている。
プログラムの検索が便利。
結局一発呼び出しできるようにショートカットの名前を付けておけば、メニューの階層を飛び越して呼び出せるわけで、これは私にとっては非常にありがたい。
ここでも英語版選択は図らずも正解だった。コントロールパネルの機能なども一発呼び出しができる。
検索にはクセがあって、単語の途中の綴りには反応しないので、ハイフンなどで区切ってやるなどの工夫は必要。

面倒なのは UAC。
WindowsNT のときに味わった面倒さ加減を倍にして味わってる感じ。
こんなに簡単に管理者権限が与えられるなら邪魔な手続きが増えただけだと思う。
逆に管理者権限でも閲覧すらできないファイルがあるのが気持ち悪い。

一番よかった機能は移行ツール。
アプリケーション毎に勝手に個人ユーザプロファイルを作ることには、もう諦めがついていたが、OS 移行の際にどれだけ持っていけるか心配だった。
移行ツールではユーザの持ち物については以前(XP)のものとちゃんと結合ができるようになっていた。
ユーザプロファイルのパスが変更になっているので、アプリケーション毎に移行がうまく行っているいないが存在するが、まあ、よくできました、という印象。

画面描画が XP に比べて格段に速くなっているのが驚き。
ディスクとかメモリの操作がうまくなっているのかも知れない。プログラムの起動も UAC にひっかかりさえしなければ早い。
OS 移行に多少なりとも満足できたのは初めてかもしれない。