オーボエ吹いてみた…その後 | A PLACE

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気にもとめなかったことがこの世界にはたくさん。
そのわずかでも拾うことができれば。

地震で大変なときにこんな話題で申し訳ないんだが、こちらではもうどうしようもないので、普段通りに。

オーボエ転向の意思を示したときからなんだかんだでようやくうちのオケでは正式に転向。
もう、オケ的には完全にタイミング外しまくってるが、(a href="残念ながらまだウェブページはない")別のところの吹奏楽団(/a)近辺では重宝されてるっぽいのでいいや。

さて、オーボエ初体験からすると、いろいろ事情も判ってきてちょっとまとめたくなった次第。

当時予想に反して意外といけると言ってその認識がそのままのもの。
* リード
実はぜんぜん困ってない。意図に沿って削れてるし、ついでに副作用としてファゴットのリードも思ったように削れるようになった。それを使いこなせるかはまた別の話。
* 発音
これも実は困ってない。逆にこんな困らなくていいの? ってな感じ。

当時のまま予想通りの困難。
* テキトーを許してくれない
あとにも書くが、最後まで残ったのは予想に反していた。

その後予想しなかった困難。
* 音程
シビアだ。実際のズレとかそういう問題でなくて、聴こえる音の印象でかなり左右される。
* 運指
今回の本論。
オクターブキーの扱いに困ってる。

実は、今までオクターブキー(厳密にはそんなキーはファゴットにはないが説明はパス、要は左親指の話)は下のオクターブに向かって閉じるために押すものと体が覚えていたのに対して、オーボエは上に向かって開けるために押すものだった。
この違いは意外とでかかった。
ファゴットでいわゆるオクターブキーを押してても上の倍音は出せる。が、オーボエはオクターブキーを押さえていれば未来永劫下の倍音は出ない。
やはりこの違いはでかい。
これは結構今後ずっとついてまわりそうな気がしている。

またなんでこんなことを振り返りだしたかというと、サックスに手を出そうかという状況が出てきたから。
完全に今までのしがらみと別でロックバンドのホーンをやらないか、という話があったから。
とりあえずやってみよっかな。と。