「女二人のニューギニア」 | ラヌフ 日々いろ色

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すでに今年のベストオブブックといっても過言ではないであろう、

有吉佐和子「女二人のニューギニア」。
 
なんでこんなにおもしろい本が絶版になるんやろうか、
不思議な出版界の仕組み。
 
 
地味な写真。
 
この本を借りたくて何年ぶりかに連絡した友達、
快く?貸してくれたけど表紙は外されてました。
そらぁ信用ならんよね、
久しぶりの連絡が彼のブログのコメント欄を利用して「その本貸してほしい。」
ですからね。
本当にありがとうしかないです。
 
 
有吉佐和子氏、昔よく小説は読んでいたけどエッセイは初めて。
エッセイ本を出していたことをすっかり忘れていた。
 
本を読んでこんなに笑ったのはいつぶりだろうか。
 
言うたら悪いですが小説よりおもしろかった。
 
有吉さんも書いていた、
真実は小説よりも奇なりって。
だから許してくれると思う。
 
エッセイは今から約50年ほど前のこと、
友人の文化人類学者、畑中幸子さんの住まうニューギニアへ、
誘いを気軽に受けて出向き、大変なことになるという内容。
 
3日間ジャングルの中を歩き続けて畑中さんの住まいに辿り着くのですが、
自分が初めて登山をしたときのことを思い出した。
「なんで調べもせずに素人がここに来てしまったのか。帰りたい。」
でももう帰れない。。という後悔。
前に進むしかない。
これが歩きながら、心の中で何度も何度も繰り返されます。
 
険しさの規模は全然違うけど、
有吉さんとあの時の自分が重なり、
よく分かるー、と思いつつも爆笑。
 
僻地に女一人で研究のため、何年も滞在する。
畑中さんは本当にすごい。
迫力ある人。
バイタリティと探究心が半端ない。
 
 
何が人をそうさせるのでしょう。
 
でもきっと、
魂が求めるがまま生きておられるのは間違いない、
そう感じました。