桜の、薄ピンク色に見惚れる日々。
春は何だか浮き足立つようで、落ち着きなく感じる季節。
家族が集まり、母方のお墓参りに行って来た。
母は長女で、
妹が二人いたんだけど三女の順子ちゃんは2歳で亡くなっている。
会ったことのない順子ちゃんという叔母のことは、
大人になってからその存在を知った。
なぜか時々順子ちゃんのことを思うときがある。
母や叔母が「順子ちゃん」と言うその時に、
いつまでも大事な家族だとどこかで思っていることが伝わり、
ちょっと切ないような愛しいような、小さな気持ちがふわっと綿雲のように現れるのです。
手を合わせるとき、
人は気持ちが落ち着き、ただ感謝できるんじゃないかと思う。
お墓参りのときだけじゃなく、
日々の中で手を合わせる時間を毎朝少し持つようにしていて、
それが自分には、姿勢や心を整え直す瞬間になっている。
春と共に、自然に豊かさを分けていただく。
去年の秋に買ったセッコクラン。
ずーっと同じ容姿で変わりないままだったので、
もう死んじゃってるんじゃないかと思っていたけど、
最近になって芽吹いてきた。
よかった~
極寒だった冬をじっと耐え忍び、生きていた。
ブルーベリーもどんどん若葉や蕾を付け出した。
成長する姿を見られるって嬉しい。
時期的に、今年最後になるかもしれないラナンキュラス。
幾重にも薄い花びらが重なり、美しい。
ずっと好きな花です。
お墓は小さな墓地にあり、
まだ空いた暮石の置かれていない土の上に土筆が生えていた。
小さい頃に土筆を摘むのが好きだったこと、
妹と一緒に懐かしく思い出した。


