娘の高校では、文化祭の一環として講演会が開かれる。
今年はアルピニストの野口健さん。
中学生と高校3年生の生徒たちと、
誘った友人、あやももちゃんと一緒に聴いてきた。
ちなみに去年は須藤元気さん。記事はコチラ。
50回以上ヒマラヤ登頂をされたり、
山でのゴミ拾いや遺体の処理などの活動もされている。
メディアでは報道されない山の現実、
行くからこそ目にして、体験する匂いや空気を体感すること、
仲間の死やご本人の失敗されてきたこと、
そこから次へと活かすものが生まれること。
どんなに過酷で苦しく、また壮大な経験も淡々とお話される。
誰でもが出来得ない経験をしてきた方。
そして生かされている人だ。
なんでもすぐに調べれば知ることができる時代。
知ったつもりになって、海外に行く若者が減っているんだそう。
でも、旅に出てこそ感じられること、
実際に足を運んで経験することがあって、
そうして感性が磨かれていくんだと思うし、
野口さんもそんなお話をされていた。
若いうちに、こんなふうに実際にご本人の話を聴くことができて、
子供たちの何人かにはいい転機となる機会だったかもしれないなぁ。
そうだといいな~と、勝手に妄想する。
帰りにあやももちゃんとランチしたのはミツバチ堂。
オーラソーマを学んでいたとき、よく昼休憩をしたお店。
懐かしむほどの時が経ったなぁ。
あやももちゃんと会うと、必ず笑いすぎて脳が痛くなる。
酸欠なんでしょう、
高山病の頭痛ってこんなふうなのかな。