久しぶりに本の話。
池田晶子氏、
お借りして久々に彼女の言葉に触れる。
自分に合う言葉の紡ぎ方なんだと思う。
読むことが清々しく感じられる。
亡くなられる1月ほど前、
医療従事者たちに向けた講演に臨もうとした彼女の言葉が、この本に記されていた。
病に倒れ講演は実現せず、
語り下ろした原稿を届けるという形になったとのこと。
呼吸苦の中、彼女の言葉はいつもと変わらず真実を伝えるのみ。
読み終わるのが惜しくなる、いい本だった。
辻まことも哲学的な言葉を残している。
ときに辛辣な表現もあるが、
私はそれこそ本当の事だと感じて好き。
というか、
自分もよく似た質があるから共感しやすいんだろな。
集団からはぐれたくなる。
ご自身で書かれた略歴もおもしろかった。
二人とも、生きているうちに一度お話を聞いてみたかった人。
共に山を愛し、お酒を好み、
プラトンについて書いてた。
正しく考えられる人。
