奈良・茗荷町の丘の上に建つギャラリーファブリル。
オーナーであるいずみさんのご自宅でランチして、
ギャラリー棟でゆっくりと作品を見せてもらう。
ここで過ごす時間が好き。
自然に囲まれ、
ゆったりとしたいずみさんのご自宅と窓からの眺め、
丁寧に作られた味わい深いお料理、
キッチンから聞こえてくる音。
そのすべてが、自分を心地よく整えてくれる感じ。
ギャラリーにはいつも質と品のよいものが並んでいる。
今回は重森陽子さんの陶展。
初めてご本人にお会いできた。
ランチをご一緒してくださって、いろんなお話をさせてもらった。
気さくで穏やか、個性的で。
水墨画の勉強もされていて、それが器たちの絵付けにも活かされている。
買い物をした器を包んでもらう紙、重森さん作で素敵。
きっと今年は最後の訪問。
今までと違ってたことがひとつ、
それは18年間いずみさんと一緒だった猫、まのんちゃんが居なかったこと。
河瀨直美監督の新作映画で、
俳優とスタッフさんたちの食事作りのお仕事をされてたいずみさん。
その忙しかった10月後半に亡くなったとのこと。
いつもまのんに会えるのも楽しみだった。
もうそれは叶わない。
ありがとうを言ってきた。
まのんちゃん、今は大きな柿の木の下に眠るのです。






